(二)一昨年の一月から六月十三日に母の危篤により帰る迄の間に私は猛烈な心臓脚気にかかっていて、胸まで痺れ、氷嚢を当て、坐っていた。
葉子は看護婦を早く寝かしてしまって、岡と二人だけで夜のふけるまで氷嚢を取りかえたり、熱を計ったりした。
“氷嚢”の意味
《名詞》
患部や頭部などを冷やすため冷水や氷水をいれた袋。
(出典:Wiktionary)
(出典:Wiktionary)
“氷嚢(水枕)”の解説
水枕(みずまくら)は、後頭部の冷却に用いる枕の一種。袋状のゴム、PVC製で、中に水や氷を入れ、口金で留めて使用する。氷を使用したものは氷枕(こおりまくら、ひょうちん)とも呼ばれる。氷の量により温度の調整ができる特徴がある。
日本では1872年の京都博覧会で紹介された。1903年〜1904年頃より兵庫県のラバー商会が製造。1923年にはダンロップにより、ほぼ現在の形の水枕が出来上がった。
ラテックス(天然ゴム)によるラテックスアレルギー防止のため、ポリ塩化ビニルが使われる。
なお、前頭部を冷やすための道具としては氷嚢(ひょうのう)がある。その他、同様の用途で使用されるものには冷却ジェルシート、アイスノンなどの保冷枕がある。
(出典:Wikipedia)
日本では1872年の京都博覧会で紹介された。1903年〜1904年頃より兵庫県のラバー商会が製造。1923年にはダンロップにより、ほぼ現在の形の水枕が出来上がった。
ラテックス(天然ゴム)によるラテックスアレルギー防止のため、ポリ塩化ビニルが使われる。
なお、前頭部を冷やすための道具としては氷嚢(ひょうのう)がある。その他、同様の用途で使用されるものには冷却ジェルシート、アイスノンなどの保冷枕がある。
(出典:Wikipedia)