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『溜息の部屋』
ふりがな文庫
『
溜息の部屋
(
ためいきのへや
)
』
今でもその室の壁には『溜息の部屋』と彫りつけた文字が遺っている。 山手の並木街に添った古風な映画館、ブラフ・シネマの楽屋には、そのころ実にさまざまな人間が集まっていた、同時に奇妙なことは、それらの者たちがみな、それぞれに人生の埓の外へはみ出 …
著者
山本周五郎
初出
「アサヒグラフ」 1933(昭和8)年4月12日号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約15分(500文字/分)
朗読目安時間
約25分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
饒舌
(
じょうぜつ
)
蒼白
(
そうはく
)
啖
(
く
)
遙
(
はるか
)
定
(
きま
)
眸子
(
ひとみ
)
肱
(
ひじ
)
肋膜
(
ろくまく
)
綾羅
(
りょうら
)
綺麗
(
きれい
)
糊
(
のり
)
筐
(
はこ
)
穿
(
は
)
萎
(
しお
)
痼疾
(
こしつ
)
猥雑
(
わいざつ
)
狼藉
(
ろうぜき
)
煽
(
あお
)
煎
(
せん
)
火箸
(
ひばし
)
良人
(
おっと
)
花瓶
(
かびん
)
溜息
(
ためいき
)
落魄
(
らくはく
)
蔽
(
おお
)
蛭
(
ひる
)
謳
(
うた
)
象
(
かたち
)
貼付
(
はりつ
)
醸
(
かも
)
錆
(
さび
)
阿諛
(
あゆ
)
顫
(
ふる
)
高邁
(
こうまい
)
恢復
(
かいふく
)
俯伏
(
うつぶ
)
倣
(
なら
)
剥取
(
はぎと
)
剥落
(
はくらく
)
叮嚀
(
ていねい
)
咯血
(
かっけつ
)
嘲笑
(
ちょうしょう
)
埓
(
らち
)
壜
(
びん
)
外套
(
がいとう
)
大股
(
おおまた
)
展
(
ひら
)
引籠
(
ひきこも
)
微
(
かす
)
微塵
(
みじん
)
溢
(
あふ
)
惚
(
ほ
)
憐
(
あわ
)
挾
(
はさ
)
捧
(
ささ
)
掣肘
(
せいちゅう
)
揷
(
さ
)
整頓
(
せいとん
)
昂揚
(
こうよう
)
歪
(
ゆが
)
気羞
(
きはず
)
氷嚢
(
ひょうのう
)
汚穢
(
おわい
)
沓
(
くつ
)
亢奮
(
こうふん
)