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女
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をみな
ふりがな文庫
“
女
(
をみな
)” の例文
ここに天つ神の
命
(
みこと
)
以ちて、
太卜
(
ふとまに
)
に
卜
(
うら
)
へて
一二
のりたまひしく、「
女
(
をみな
)
の先立ち言ひしに因りてふさはず、また還り
降
(
あも
)
りて改め言へ」
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
赤く白く
面
(
おもて
)
を塗りて、
赫然
(
かくぜん
)
たる色の衣を
纏
(
まと
)
ひ、
珈琲店
(
カツフエエ
)
に坐して客を
延
(
ひ
)
く
女
(
をみな
)
を見ては、往きてこれに就かん勇気なく、高き帽を戴き、眼鏡に鼻を挾ませて
舞姫
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
ああ、まぼろしのかもめどり、渚はとほく砂丘はさんらん、十字の上に耶蘇はさんらん、
女
(
をみな
)
の胴は砂金に研がれ、その陰部もさんらん、光り光りてあきらかに眞珠をはらむ。
散文詩・詩的散文
(旧字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
此時我は此の如くに思議せり。此の如くに思議して、ヱネチアの繁華をおもひ、その
女
(
をみな
)
ありて雲の如くなるをおもひ、我血の猶熱せるをおもひ、忽ち聲を放ちて我少年の歌に和したり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
石戸
(
いはと
)
破
(
わ
)
る
手力
(
たぢから
)
もがも
手弱
(
たよわ
)
き
女
(
をみな
)
にしあれば
術
(
すべ
)
の
知
(
し
)
らなく 〔巻三・四一九〕 同
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
▼ もっと見る
巌門
(
いはと
)
破
(
わ
)
る
手
(
た
)
力もがも。
嫋
(
たわや
)
き
女
(
をみな
)
にしあれば、すべの知らなく
歌の円寂する時
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
樹の
下
(
もと
)
に
出
(
い
)
で立つ
女
(
をみな
)
丹
(
に
)
の
頬
(
ほ
)
して
陽
(
ひ
)
は豊かなる
香
(
かぐ
)
はしき空
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
葉びろ柏の繁みより
女
(
をみな
)
の如き目ざしして
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
現ぜる
女
(
をみな
)
よ、胸乳
抑
(
おそ
)
ふる手の
機縁:(友なる画家の画稿に題す)
(新字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
青き
女
(
をみな
)
の
顎
(
あぎと
)
かと
在りし日の歌:亡き児文也の霊に捧ぐ
(新字旧仮名)
/
中原中也
(著)
男
(
をとこ
)
、
女
(
をみな
)
霜夜
(新字旧仮名)
/
末吉安持
(著)
かれその遣さえたる大碓の命、召し上げずて、すなはちおのれみづからその二孃子に婚ひて、更に
他
(
あだ
)
し
女
(
をみな
)
を
求
(
ま
)
ぎて、その孃子と詐り名づけて
貢上
(
たてまつ
)
りき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
彼は
優
(
すぐ
)
れて美なり。
乳
(
ち
)
の如き色の顔は燈火に映じて
微紅
(
うすくれなゐ
)
を
潮
(
さ
)
したり。手足の
繊
(
かぼそ
)
く
裊
(
たをやか
)
なるは、貧家の
女
(
をみな
)
に似ず。老媼の
室
(
へや
)
を出でし跡にて、少女は少し
訛
(
なま
)
りたる言葉にて云ふ。
舞姫
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
代りて場に上りしは、此曲の女主人公にして、これに扮せるは二八ばかりの
女
(
をみな
)
なりき。色好む男の一瞥して心を動すべき
肉
(
しゝ
)
おき豐かに、
目
(
ま
)
なざし燃ゆる如くなれば、喝采の聲は
屋
(
いへ
)
を
撼
(
ゆるが
)
せり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
マラッカの
街上
(
がいじやう
)
にしてわれも見つ
富
(
と
)
める
女
(
をみな
)
の
面
(
おも
)
の
愛
(
は
)
しきを
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
飛びつつを
行
(
ぎやう
)
失ひし夕影はまさに
女
(
をみな
)
の
脛
(
はぎ
)
を見けむか
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
そぞろ歩きの
女
(
をみな
)
に
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
ここを以ちて
猿女
(
さるめ
)
の君等、その猿田毘古の男神の名を負ひて、
女
(
をみな
)
を猿女の君
一
と呼ぶ事これなり。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
大路
(
おほぢ
)
のさま静になりぬれば、例の窓より見やるに、こゝは道行く人はなくて、
男
(
をとこ
)
女
(
をみな
)
おのれ/\が家居の前に畳敷きかさね、調度めくもの夜の物など見上ぐるまでに積みあげ、そが中にこぞりゐて
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
隣
(
とな
)
り
間
(
ま
)
に
男
(
をとこ
)
女
(
をみな
)
の語らふをあな
嫉
(
ねた
)
ましと言ひてはならず
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
なまめけるわが
女
(
をみな
)
、
汝
(
な
)
は
弾
(
ひ
)
きぬ夏の日の
曲
(
きよく
)
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
何処
(
いづこ
)
より見ゆるともなく
出
(
いで
)
て
来
(
こ
)
し
思
(
おもひ
)
の
女
(
をみな
)
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
はた、
唖
(
おふし
)
朱
(
しゆ
)
に笑ひ
痺
(
しび
)
れつつ
女
(
をみな
)
を
説
(
と
)
ける。
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
ただ
寒
(
さむ
)
う涙垂れ
熟視
(
みつ
)
めぬる
女
(
をみな
)
の
思
(
おもひ
)
。
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
ものなべてさは
妙
(
たへ
)
に
女
(
をみな
)
の
眼
(
め
)
ざし
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
「変らじ。」と
女
(
をみな
)
の声す。
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“女(
女性
)”の解説
女性(じょせい、el: γυναίκα、en: woman)は、男性と対比されるヒト(人間)の性別であり、女の人。一般的に「女性」という語は成人の女を指す。未成年の女子に対しては「少女」となり、小児の場合は「女の子」や「女児」となる。
(出典:Wikipedia)
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
“女”を含む語句
女子
女房
彼女
少女
女郎
男女
女性
処女
巫女
老女
女王
女中
婢女
小女
女神
妖女
童女
遊女
美女
女児
...