“裊”の読み方と例文
読み方割合
たをやか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手足の纖くたをやかなるは、貧家の女に似ず。老媼の室を出でし跡にて、少女は少し訛りたる言葉にて言ふ。
舞姫 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
彼はすぐれて美なり。の如き色の顔は燈火に映じて微紅うすくれなゐしたり。手足のかぼそたをやかなるは、貧家のをみなに似ず。老媼のへやを出でし跡にて、少女は少しなまりたる言葉にて云ふ。
舞姫 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)