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微紅
ふりがな文庫
“微紅”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うすあか
55.6%
びこう
22.2%
うすくれない
5.6%
うすくれなゐ
5.6%
とき
5.6%
ほのあか
5.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うすあか
(逆引き)
むこうの左隅には小さな机があって、その上に
秋海棠
(
しゅうかいどう
)
のような
微紅
(
うすあか
)
い草花の咲いた
鉢
(
はち
)
を乗せてあるのが見えた。
青い紐
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
微紅(うすあか)の例文をもっと
(10作品)
見る
びこう
(逆引き)
左手は一番広くて
袋
(
ふくろ
)
なりに水は奥へ行くほど薄れた
懐
(
ふところ
)
を拡げ、
微紅
(
びこう
)
の
夕靄
(
ゆうもや
)
は一層水面の面積を広く見せた。
金魚撩乱
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
微紅(びこう)の例文をもっと
(4作品)
見る
うすくれない
(逆引き)
乳
(
ち
)
のごとき色の顔は
燈火
(
ともしび
)
に映じて
微紅
(
うすくれない
)
をさしたり。手足のかぼそくたおやかなるは、貧家の
女
(
おみな
)
に似ず。
老媼
(
おうな
)
の
室
(
へや
)
を出でしあとにて、
少女
(
おとめ
)
は少し
訛
(
なま
)
りたる言葉にて言う。
舞姫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
微紅(うすくれない)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
うすくれなゐ
(逆引き)
彼は
優
(
すぐ
)
れて美なり。
乳
(
ち
)
の如き色の顔は燈火に映じて
微紅
(
うすくれなゐ
)
を
潮
(
さ
)
したり。手足の
繊
(
かぼそ
)
く
裊
(
たをやか
)
なるは、貧家の
女
(
をみな
)
に似ず。老媼の
室
(
へや
)
を出でし跡にて、少女は少し
訛
(
なま
)
りたる言葉にて云ふ。
舞姫
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
微紅(うすくれなゐ)の例文をもっと
(1作品)
見る
とき
(逆引き)
葉の茂みの軟かさにもあるのだろうが一つは
微紅
(
とき
)
色をした房花に、少女として自分の膝元に育て上げていた時分の福慈の女神の可憐な瞳の面かげを見出していたのではあるまいか。
富士
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
微紅(とき)の例文をもっと
(1作品)
見る
ほのあか
(逆引き)
涙
微紅
(
ほのあか
)
めたる
眶
(
まぶた
)
に
耀
(
かがや
)
きて、いつか宿せる
暁
(
あかつき
)
の
葩
(
はなびら
)
に露の
津々
(
しとど
)
なる。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
微紅(ほのあか)の例文をもっと
(1作品)
見る
微
常用漢字
中学
部首:⼻
13画
紅
常用漢字
小6
部首:⽷
9画
“微”で始まる語句
微笑
微
微塵
微風
微行
微妙
微暗
微酔
微醺
微温
“微紅”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
田中貢太郎
吉川英治
森鴎外
岡本かの子
泉鏡花