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うすくれなゐ
ふりがな文庫
“うすくれなゐ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
薄紅
85.0%
淡紅
10.0%
微紅
5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
薄紅
(逆引き)
もう日が
薄紅
(
うすくれなゐ
)
に中庭を
彩
(
いろど
)
つてゐた。雇はれて来た
女原
(
をんなばら
)
が、痩せた胸をあらはにして、慟哭の声を天に響かせた。
フロルスと賊と
(新字旧仮名)
/
ミカイル・アレクセーヴィチ・クスミン
(著)
うすくれなゐ(薄紅)の例文をもっと
(17作品)
見る
淡紅
(逆引き)
戸外
(
とのも
)
にはカリンの
木
(
き
)
がうはつて、
淡紅
(
うすくれなゐ
)
の
花
(
はな
)
の
香
(
か
)
が
暗
(
くら
)
い
雨
(
あめ
)
の
庭
(
には
)
にたちまよふてゐた。
桜さく島:見知らぬ世界
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
うすくれなゐ(淡紅)の例文をもっと
(2作品)
見る
微紅
(逆引き)
彼は
優
(
すぐ
)
れて美なり。
乳
(
ち
)
の如き色の顔は燈火に映じて
微紅
(
うすくれなゐ
)
を
潮
(
さ
)
したり。手足の
繊
(
かぼそ
)
く
裊
(
たをやか
)
なるは、貧家の
女
(
をみな
)
に似ず。老媼の
室
(
へや
)
を出でし跡にて、少女は少し
訛
(
なま
)
りたる言葉にて云ふ。
舞姫
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
うすくれなゐ(微紅)の例文をもっと
(1作品)
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