元來がんらい)” の例文
新字:元来
元來がんらいうま日本につぽん石器時代せつきじだい貝塚かひづかからそのほねされるので、ふるくから日本につぽんにゐたことがわかりますが、しかし本當ほんとう乘馬じようば使つかうま
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
元來がんらいなみといふから讀者どくしやすぐかぜおこされるなみ想像そう/″\せられるかもれないが、むしうしほ差引さしひきといふほう實際じつさいちかい。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
元來がんらいこのたい樹木じゆもくはすべて常緑濶葉樹じようりよくかつようじゆで、こなら、くぬぎなど落葉濶葉樹らくようかつようじゆがそのあひだ點々てん/\まじつてゐるはずなのですが、常緑濶葉樹じようりよくかつようじゆむかしからたび/\られたり、また野火のびがいつたため、かず
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
元來がんらい地震ぢしん地層ちそうやぶすなは斷層線だんそうせん沿うておこるものが多數たすうであり、さうして地下ちか岩漿がんしようみぎ沿うて進出しんしゆつすることは、もつともありべきことであるから
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
この貝塚かひづかまへまをしましたように、元來がんらい海岸かいがんんだ人間にんげん住居じゆうきよそば出來でき塵埃じんあいすてであります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
これは兒童じどう心理作用しんりさようもとづくものゝようであるから、とく父兄ふけい教師きようし注意ちゆういようすることであらう。元來がんらい神社じんじや寺院じいんには石燈籠いしどうろうおほい。さうして其處そこおほ兒童じどうあつまところである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
日本につぽん古墳こふん元來がんらい小高こだかをかうへなぞにすこしくくはへたまるつかだとか、前方後圓ぜんぽうこうえんつかきづいたのでありまして、その頂上ちようじようにはいしかんをさめるといふのが普通ふつうのやりかたでありました。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)