小林少年はふたりのチンピラ君といっしょに、手塚家の裏手の、いちばんさびしいばしょに陣どって、しんぼう強く待っていました。
仕方なく衛門の陣を出ようとすると、軽装した男が一人寄って来て(お供がいないのですか。私が負って差しあげましょう)
“陣”の意味
“陣”の解説
陣(じん)は、朝廷において六衛府の武官が整列する場所。近衛府・兵衛府・衛門府が陣座(じんざ、仗座(じょうざ)とも)に詰めて交替で上番・勤務を務めた。これを陣直(じんちょく)と呼んだ。
また、内裏に参内する公卿の待機場所としても用いられた。近衛府の陣座の建物に公卿の会議の場が移され、それが定番化した。そのため、こうした公卿達による国政議定の会議を陣定・陣儀などと称した。
(出典:Wikipedia)
また、内裏に参内する公卿の待機場所としても用いられた。近衛府の陣座の建物に公卿の会議の場が移され、それが定番化した。そのため、こうした公卿達による国政議定の会議を陣定・陣儀などと称した。
(出典:Wikipedia)