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後陣
ふりがな文庫
“後陣”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ごじん
88.9%
しんがり
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ごじん
(逆引き)
「右脇には、武田太郎義信様。望月甚八郎どの。——また
後陣
(
ごじん
)
としては、跡部大炊介どの、今福浄閑斎どの、浅利式部少輔どの……」
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と深くも考えずに
浮気
(
うわき
)
の不平だけを発表して相手の
気色
(
けしき
)
を
窺
(
うかが
)
う。向うが少しでも同意したら、すぐ不平の
後陣
(
ごじん
)
を
繰
(
く
)
り出すつもりである。
琴のそら音
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
後陣(ごじん)の例文をもっと
(8作品)
見る
しんがり
(逆引き)
と、三十頭の土佐犬が、葉之助の周囲を囲みながら、
後陣
(
しんがり
)
として駈け出した。
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
後陣(しんがり)の例文をもっと
(1作品)
見る
“後陣”の意味
《名詞》
(こうじん、ごじん)(context、military)後備え。
(こうじん)(context、architecture)アプス。
(出典:Wiktionary)
“後陣(アプス)”の解説
アプス (apse)、またはラテン語で absis、または後陣は、壁面に穿たれた半円形、または多角形に窪んだ部分である。
ローマ建築に起源を持ち、宗教建築・世俗建築の双方において見られる。
(出典:Wikipedia)
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
陣
常用漢字
中学
部首:⾩
10画
“後”で始まる語句
後
後生
後退
後方
後悔
後姿
後家
後手
後日
後世
“後陣”のふりがなが多い著者
吉川英治
中里介山
夏目漱石
国枝史郎