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和
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くわ
ふりがな文庫
“
和
(
くわ
)” の例文
両公左右の□臣たれども
才徳
(
さいとく
)
年齢
(
ねんれい
)
双璧
(
さうへき
)
をなさず、故に心
齟齬
(
そご
)
して相
和
(
くわ
)
せず。
是
(
これ
)
菅神の
讒毒
(
ざんどく
)
を
得
(
え
)
玉ふの
張本
(
ちやうぼん
)
なり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
「
何
(
ど
)
うしませう」と
啜
(
すゝ
)
り
泣
(
な
)
いた。
宗助
(
そうすけ
)
は
再度
(
さいど
)
の
打撃
(
だげき
)
を
男
(
をとこ
)
らしく
受
(
う
)
けた。
冷
(
つめ
)
たい
肉
(
にく
)
が
灰
(
はひ
)
になつて、
其灰
(
そのはひ
)
が
又
(
また
)
黒
(
くろ
)
い
土
(
つち
)
に
和
(
くわ
)
する
迄
(
まで
)
、
一口
(
ひとくち
)
も
愚癡
(
ぐち
)
らしい
言葉
(
ことば
)
は
出
(
だ
)
さなかつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
吹く風に
和
(
くわ
)
す唄ひ終つて忽ち見えず梅花道人鞍を打て歎じて曰く山川秀絶の氣
凝
(
こ
)
りて
斯
(
かゝ
)
る男子を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
仁
(
じん
)
は以て下に
厚
(
あつ
)
く
儉
(
けん
)
は以て
用
(
もちゐ
)
るに
足
(
たる
)
和
(
くわ
)
に
而
(
して
)
弛
(
ゆる
)
めず
寛
(
くわん
)
に
而
(
して
)
能
(
よく
)
斷
(
だん
)
ずと
然
(
され
)
ば徳川八代將軍吉宗公の御
治世
(
ぢせい
)
享保年中大岡越前守
忠相殿
(
たゞすけどの
)
勤役
(
きんやく
)
中
數多
(
あまた
)
の
裁許
(
さいきよ
)
之ありし
中
(
うち
)
畔倉
(
あぜくら
)
重四郎
(
ぢうしらう
)
が
事蹟
(
じせき
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
人のわたくしをもて奪ふとも
得
(
う
)
べからぬことわりなるを、たとへ
重仁王
(
しげひとぎみ
)
の
即位
(
みくらゐ
)
は民の仰ぎ望む所なりとも、徳を
布
(
し
)
き
和
(
くわ
)
を
施
(
ほどこ
)
し給はで、道ならぬみわざをもて
代
(
よ
)
を乱し給ふ
則
(
とき
)
は
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
▼ もっと見る
如是我聞
(
によぜがもん
)
、
佛説阿彌陀經
(
ぶつせつあみだきやう
)
、聲は松風に
和
(
くわ
)
して心のちりも吹拂はるべき御寺樣の
庫裏
(
くり
)
より生魚あぶる烟なびきて、
卵塔場
(
らんたふば
)
に
嬰兒
(
やゝ
)
の
襁褓
(
むつき
)
ほしたるなど、お宗旨によりて構ひなき事なれども
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
うなじに副へし半巾は、 慈鎮
和
(
くわ
)
尚のごとくなり。
文語詩稿 一百篇
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
両公左右の□臣たれども
才徳
(
さいとく
)
年齢
(
ねんれい
)
双璧
(
さうへき
)
をなさず、故に心
齟齬
(
そご
)
して相
和
(
くわ
)
せず。
是
(
これ
)
菅神の
讒毒
(
ざんどく
)
を
得
(
え
)
玉ふの
張本
(
ちやうぼん
)
なり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
如是我聞
(
によぜがもん
)
、
仏説阿弥陀経
(
ぶつせつあみだけう
)
、声は松風に
和
(
くわ
)
して心のちりも吹払はるべき
御寺様
(
おんてらさま
)
の
庫裏
(
くり
)
より
生魚
(
なまうを
)
あぶる
烟
(
けぶ
)
なびきて、
卵塔場
(
らんたうば
)
に
嬰子
(
やや
)
の
襁褓
(
むつき
)
ほしたるなど、お宗旨によりて
搆
(
かま
)
ひなき事なれども
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
仁
(
じん
)
は以て
下
(
しも
)
に
厚
(
あつ
)
く
儉
(
けん
)
は以て
用
(
もちゐ
)
るに
足
(
たる
)
和
(
くわ
)
にして
弛
(
ゆる
)
めず
寛
(
くわん
)
にして
能
(
よく
)
斷
(
だん
)
ずと
眞
(
まこと
)
なる
哉
(
かな
)
徳川八代將軍吉宗公の御代名譽の
官吏
(
やくにん
)
多しと雖も
就中
(
なかんづく
)
大岡越前守
忠相
(
たゞすけ
)
殿は享保二年より元文元年まで二十年の
間
(
あひだ
)
市尹
(
まちぶぎやう
)
勤役中
(
きんやくちう
)
裁許の件々其明斷を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
如是我聞
(
によぜがもん
)
、
佛説阿彌陀經
(
ぶつせつあみだけう
)
、
聲
(
こゑ
)
は
松風
(
まつかぜ
)
に
和
(
くわ
)
して
心
(
こゝろ
)
のちりも
吹拂
(
ふきはら
)
はるべき
御寺樣
(
おんてらさま
)
の
庫裏
(
くり
)
より
生魚
(
なまうを
)
あぶる
烟
(
けぶ
)
なびきて、
卵塔塲
(
らんたうば
)
に
嬰兒
(
やゝ
)
の
襁褓
(
むつき
)
ほしたるなど、お
宗旨
(
しうし
)
によりて
搆
(
かま
)
ひなき
事
(
こと
)
なれども
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
和
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“和”を含む語句
和尚
柔和
平和
温和
調和
和郎
和女
大和
日和
和魂
穏和
和主
三和土
和蘭陀
和琴
大和魂
和声
和合
大和尚
混和
...