“其灰”の読み方と例文
読み方割合
そのはひ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「何(ど)うしませう」と啜(すゝ)り泣(な)いた。宗助(そうすけ)は再度(さいど)の打撃(だげき)を男(をとこ)らしく受(う)けた。冷(つめ)たい肉(にく)が灰(はひ)になつて、其灰(そのはひ)が又(また)黒(くろ)い土(つち)に和(くわ)する迄(まで)、一口(ひとくち)も愚癡(ぐち)らしい言葉(ことば)は出(だ)さなかつた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)