“治世”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちせい60.0%
じせい20.0%
ぢせい20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
新女帝の治世ちせいの始めは、まだ存命の父母に見まもられて、危なげはなかった。政治はむつかしいものではなかった。
道鏡 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
もっともてめえ達のいうとおり、どうもご治世じせいもよくねえなあ。役人のやり方だって面白くねえ。バタバタ四すみをひっぱたいてさ、ほこりばっかり立てやがる。
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
じんは以て下にあつけんは以てもちゐるにたるくわしてゆるめずくわんしてよくだんずとされば徳川八代將軍吉宗公の御治世ぢせい享保年中大岡越前守忠相殿たゞすけどの勤役きんやく數多あまた裁許さいきよ之ありしうち畔倉あぜくら重四郎ぢうしらう事蹟じせき
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)