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治世
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ちせい
ふりがな文庫
“
治世
(
ちせい
)” の例文
新女帝の
治世
(
ちせい
)
の始めは、まだ存命の父母に見まもられて、危なげはなかった。政治はむつかしいものではなかった。
道鏡
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
稀
(
まれ
)
に祐筆などより立身して小姓組に
入
(
いり
)
たる例もなきに非ざれども、
治世
(
ちせい
)
二百五十年の間、三、五名に過ぎず。
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
滑稽諧謔は徳川氏の
治世
(
ちせい
)
に及び上下一般を通じていよいよその時代の精神をなすに至るの観あり。
浅井了意
(
あさいりょうい
)
戸田茂睡
(
とだもすい
)
井原西鶴
(
いはらさいかく
)
の著作いづれもその
証
(
しょう
)
となすに足る。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
“治世”の意味
《名詞》
よく治まった世の中。
世の中を治めること。また、治めた期間。
(出典:Wiktionary)
治
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
“治世”で始まる語句
治世済民