“へんじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
返事61.0%
返辞13.2%
片時8.2%
変事5.5%
返辭3.3%
返詞3.3%
變事1.6%
返答1.1%
問答0.5%
0.5%
応答0.5%
貶辭0.5%
返來0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ジョバンニは、すぐ返事をしようと思いましたけれども、さあ、ぜんたいどこから来たのか、もうどうしても考えつきませんでした。
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
なにかでつくったのようなものが、彼のからだにせられた。その時から、忍剣がなにをきいても、返辞をしなかった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
乗り合いは前後に俯仰し、左右にれて、片時も安き心はなく、今にもこの車顛覆るか、ただしはその身投げ落とさるるか。
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
嵐の間におこり、嵐とともに去った変事を聞き終って、弦之丞は驚きのあまり、しばらく愕然としていたが、やがて口のからただ一語。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
く鳴らぬ手を小池が五つばかり續けて、ペチヤ/\とやると、遠くで返辭が聞えて、白粉の殘つた女が出て來た。
東光院 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
帰ってからその文句の廉々んずるにつけて罪恐ろしく、よせばよかったと思っても見、首尾よく行けばいゝとも思って見、思い思って五日と経ったが返詞が無い
油地獄 (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)
ば今日の變事に付稻葉家に於ては大いに心配致され取敢ず日野殿の御機嫌伺ひとして家老の中をはされんと城代稻葉勘解由を以て京都日野方へ參入致させ種々音物山の如く贈られて今日の變事
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
先方からとか返答があったかとっしゃるか……それは無論ありました。『んであなたのおでをおちしてります……。』とそれはそれは鄭重御挨拶でございました。
ふにあらねど未だ未邊女氣のうらしく發揮問答を爲さざるなる可し就ては氣永口説時は竟に意に從ふならんと思ふにもず其娘は今度本町の小西屋へ縁談り箇樣々々と糊賣お金が話したるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
もなければ人の出てくる跫音も聞えない。で、今度は初めよりも強く力を入れて叩いた。それでも中へ聞えないのか応がなかった。
殺神記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「おのれッ! 応答をいたさぬかッ」
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
俄羅斯の人ツルゲニエフ小説喧嘩買、Bretojór をす。獨逸の人ヰルヘルム・ランゲ其文を讀みて作者が喧嘩買をみながらもて一貶辭まざるを稱へて止まず。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
返來をさへとけてひしはなく、へばしさうな景色るおきのさかぎりなく、何歳までも嬰兒さまでしかたが御座りませぬ
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)