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變事
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へんじ
ふりがな文庫
“
變事
(
へんじ
)” の例文
新字:
変事
火
(
ひ
)
は
瞬間
(
しゆんかん
)
に
處々
(
ところ/″\
)
落
(
お
)
ち
窪
(
くぼ
)
んで
窶
(
やつ
)
れた
屋根
(
やね
)
を
全
(
まつた
)
く
包
(
つゝ
)
んで
畢
(
しま
)
つた。
卯平
(
うへい
)
は
數分時
(
すうふんじ
)
の
前
(
まへ
)
に
豫期
(
よき
)
しなかつた
此
(
こ
)
の
變事
(
へんじ
)
を
意識
(
いしき
)
した
時
(
とき
)
殆
(
ほと
)
んど
喪心
(
さうしん
)
して
庭
(
には
)
に
倒
(
たふ
)
れた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
然
(
され
)
ば今日の
變事
(
へんじ
)
に付稻葉家に於ては大いに
心配
(
しんぱい
)
致され
取敢
(
とりあへ
)
ず日野殿の御
機嫌伺
(
きげんうかゞ
)
ひとして
家老
(
からう
)
の中を
遣
(
つか
)
はされんと城代稻葉
勘解由
(
かげゆ
)
を以て京都日野方へ參入致させ
種々
(
しゆ/″\
)
の
音物
(
いんもつ
)
山の如く贈られて今日の
變事
(
へんじ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
領主
吾等
(
われら
)
の
耳
(
みゝ
)
を
驚
(
おどろ
)
かす
變事
(
へんじ
)
とは
何事
(
なにごと
)
ぢゃ?
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
然
(
しか
)
し
自分
(
じぶん
)
でも
其
(
そ
)
の
時
(
とき
)
、
自分
(
じぶん
)
の
身
(
み
)
に
變事
(
へんじ
)
の
起
(
おこ
)
らうとすることは
毫
(
すこし
)
も
豫期
(
よき
)
して
居
(
ゐ
)
なかつた。
彼
(
かれ
)
は
圍爐裏
(
ゐろり
)
の
側
(
そば
)
で、
夜
(
よる
)
の
寧
(
むし
)
ろ
冷
(
つめた
)
い
火
(
ひ
)
にあたりながらふと
氣
(
き
)
が
變
(
かは
)
つてついと
庭
(
には
)
へ
出
(
で
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
知りて付込れなば如何なる
變事
(
へんじ
)
の出來んも知れず
何
(
いづ
)
れにも又々明日馬喰町へ行きて尋ね當り次第市之丞へ渡す迄は
甚
(
はなは
)
だ以て心遣ひなりと云に女房も
夫
(
そ
)
は
御道理
(
ごもつとも
)
なり今日は
終日
(
ひねもす
)
尋ね
倦
(
あぐ
)
まれ
嘸
(
さぞ
)
かし
御勞
(
おつか
)
れならんにより
貴郎
(
あなた
)
は
宵
(
よひ
)
の
中
(
うち
)
御臥
(
おやす
)
みありて
夜陰
(
よは
)
よりは御心だけも
眠
(
ねむ
)
り給は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
變
部首:⾔
23画
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
“變”で始まる語句
變
變化
變動
變哲
變梃
變色
變挺
變更
變物
變改