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進行
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しんこう
ふりがな文庫
“
進行
(
しんこう
)” の例文
つまり
河流
(
かりゆう
)
と
上汐
(
あげしほ
)
とが
河口
(
かこう
)
で
暫時
(
ざんじ
)
戰
(
たゝか
)
つて、
遂
(
つひ
)
に
上汐
(
あげしほ
)
が
勝
(
かち
)
を
占
(
し
)
め、
海水
(
かいすい
)
の
壁
(
かべ
)
を
築
(
きづ
)
きながらそれが
上流
(
じようりゆう
)
に
向
(
むか
)
つて
勢
(
いきほひ
)
よく
進行
(
しんこう
)
するのである。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
その
後
(
ご
)
は、
汽車
(
きしゃ
)
が
進行
(
しんこう
)
してくる
際
(
さい
)
に、たとえ
線路内
(
せんろない
)
に、
子供
(
こども
)
や
老人
(
ろうじん
)
の
影
(
かげ
)
を
見
(
み
)
ましても、
運転手
(
うんてんしゅ
)
は
警笛
(
けいてき
)
を
鳴
(
な
)
らさずに
進行
(
しんこう
)
をつづけることがありました。
白い影
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
かれこれする
中
(
うち
)
に、
指導役
(
しどうやく
)
のお
爺
(
じい
)
さんからは、お
宮
(
みや
)
の
普請
(
ふしん
)
が、
最
(
も
)
う
大分
(
だいぶん
)
進行
(
しんこう
)
して
居
(
い
)
るとのお
通知
(
しらせ
)
がありました。——
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
たといこの事が行われざるも造船所
計画
(
けいかく
)
の
進行
(
しんこう
)
に
故障
(
こしょう
)
を及ぼさしむべからずとの
用意
(
ようい
)
に外ならず。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
水源
竭
(
つ
)
きて
進行
(
しんこう
)
漸やく
容易
(
やうゐ
)
となる、六千四百呎の高に
達
(
たつ
)
すれば前日来
経過
(
けいくわ
)
し来れる所、
歴々
(
れき/\
)
眼眸
(
がんばう
)
に
入
(
い
)
り、利根河の
流域
(
りうえき
)
に属する藤原村の深山幽谷、
丸
(
まる
)
で地図中の物となり、其山の
広袤
(
こうばう
)
水の長程
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
▼ もっと見る
花前の働きぶりはほとんど
水車
(
すいしゃ
)
の
回転
(
かいてん
)
とちがわない。
時間
(
じかん
)
の
順序
(
じゅんじょ
)
といい、
仕事
(
しごと
)
の
進行
(
しんこう
)
といい、いかにも
機械的
(
きかいてき
)
である。
余分
(
よぶん
)
なことはすこしもしないかわりに、なすべきことはちょっとのゆるみもない。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
それと
同時
(
どうじ
)
に
地震波
(
ぢしんぱ
)
は
地球内部
(
ちきゆうないぶ
)
の
方向
(
ほうこう
)
にも
進行
(
しんこう
)
して
反對
(
はんたい
)
の
方面
(
ほうめん
)
に
現
(
あらは
)
れ、
場合
(
ばあひ
)
によつては
地球
(
ちきゆう
)
の
表面
(
ひようめん
)
で
反射
(
はんしや
)
して
再
(
ふたゝ
)
び
他
(
た
)
の
方面
(
ほうめん
)
に
向
(
むか
)
うのもある。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
普請
(
ふしん
)
はもう八
分
(
ぶ
)
通
(
どお
)
りも
進行
(
しんこう
)
して
居
(
お
)
り、
大工
(
だいく
)
やら、
屋根職
(
やねや
)
やらが、
何
(
いず
)
れも
忙
(
いそ
)
がしそうに
立働
(
たちはたら
)
いているのが
見
(
み
)
えました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
白
(
しろ
)
い
影
(
かげ
)
は、もう、二十
間
(
けん
)
……十
間
(
けん
)
……すぐ
目
(
め
)
の
前
(
まえ
)
に
迫
(
せま
)
りました。
運転手
(
うんてんしゅ
)
は
大急
(
おおいそ
)
ぎで
進行
(
しんこう
)
をしている
汽車
(
きしゃ
)
を
止
(
と
)
めました。その
反動
(
はんどう
)
で、どうしたはずみにか、
列車
(
れっしゃ
)
は
大脱線
(
だいだっせん
)
をしてしまいました。
白い影
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
国境論とは上越の国界なる
清水越
(
しみづごへ
)
より山脈の頂上を
常
(
つね
)
に
進行
(
しんこう
)
せんとするものにして、
遂
(
つひ
)
に頂上より水源を
認
(
みと
)
めなば水流を
逐
(
お
)
ふて漸次
下
(
くだ
)
らんとするなり、水源論とは
初
(
はじ
)
めより水流を
溯
(
さかのぼ
)
りて水源に
至
(
いた
)
り
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
それ
故
(
ゆゑ
)
に
海上
(
かいじよう
)
に
浮
(
うか
)
んでゐる
船舶
(
せんぱく
)
には
其存在
(
そのそんざい
)
又
(
また
)
は
進行
(
しんこう
)
が
分
(
わか
)
りかねる
場合
(
ばあひ
)
が
多
(
おほ
)
い。
但
(
たゞ
)
しそれが
海岸
(
かいがん
)
に
接近
(
せつきん
)
すると、
比較的
(
ひかくてき
)
に
急
(
きゆう
)
な
潮
(
うしほ
)
の
干滿
(
かんまん
)
となつて
現
(
あらは
)
れて
來
(
く
)
る。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
“進行”の解説
進行(しんこう)には、以下の語義がある。
前へ進むこと。ある場所に向かって移動すること。
物事が時の経過とともに、ある状態を深めながら進んでゆくこと"kb_日国辞"。病状などが悪化することもいう"kb_泉"。
あらかじめ考えていた線に沿って物事がはかどること。はかどらせること"kb_林""kb_日国辞"。活動・作業などを進めること"kb_泉"。
《音楽用語》 音が次の音に動くこと。また、その動き方。二音の動きには平進行・反進行・斜進行の3種類がある。"kb_日国辞"
(出典:Wikipedia)
進
常用漢字
小3
部首:⾡
11画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“進行”で始まる語句
進行曲
進行中
進行過程