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余分
ふりがな文庫
“余分”の読み方と例文
旧字:
餘分
読み方
割合
よぶん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よぶん
(逆引き)
あの
面倒
(
めんどう
)
くさい西洋かぶれの小説ですらも、なお最も熱心なる読者は作者側にいる。少しく
余分
(
よぶん
)
に感歎する者は、すぐさま自分でも書いてみようとする。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
「ここには、
余分
(
よぶん
)
がないから、お
店
(
みせ
)
へいってきいてごらん。」と、
答
(
こた
)
えました。
野菊の花
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
花前の働きぶりはほとんど
水車
(
すいしゃ
)
の
回転
(
かいてん
)
とちがわない。
時間
(
じかん
)
の
順序
(
じゅんじょ
)
といい、
仕事
(
しごと
)
の
進行
(
しんこう
)
といい、いかにも
機械的
(
きかいてき
)
である。
余分
(
よぶん
)
なことはすこしもしないかわりに、なすべきことはちょっとのゆるみもない。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
余分(よぶん)の例文をもっと
(4作品)
見る
余
常用漢字
小5
部首:⼈
7画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“余”で始まる語句
余
余所
余程
余裕
余燼
余韻
余計
余波
余所行
余所目
“余分”のふりがなが多い著者
伊藤左千夫
柳田国男
小川未明