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餘分
ふりがな文庫
“餘分”の読み方と例文
新字:
余分
読み方
割合
よぶん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よぶん
(逆引き)
彼ハ郁子ヲ
担
(
かつ
)
ギ込ンデカラソノママ寝室デウロウロシテイタノダガ、(腰掛ケルニモ
餘分
(
よぶん
)
ノ
椅子
(
いす
)
ガナイノデ、僕ノ寝台ト妻ノ寝台ノ間ニ立ッテイタ)
鍵
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
はあ、
御串戲
(
ごじようだん
)
をなさりますな、
貴下
(
あなた
)
からお
酒錢
(
さかて
)
なんぞ、
何
(
ど
)
うして
最
(
も
)
う
餘分
(
よぶん
)
な
御祝儀
(
ごしうぎ
)
を
姐
(
ねえ
)
さんたちに
頂
(
いたゞ
)
いて
居
(
を
)
ります。
格別
(
かくべつ
)
氣
(
き
)
をつけてお
供申
(
ともまを
)
せと
言
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
で。
月夜車
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
打倒さんとするにぞ彌助は大に驚ろき逃出さんとして
入口
(
いりぐち
)
の
障子
(
しやうじ
)
に
衝中
(
つきあた
)
り
摚
(
だう
)
と倒れしかば此物音に驚き亭主八五郎は
奧
(
おく
)
より
馳
(
はせ
)
出
(
いで
)
來り先々御客さま
御勘辨
(
ごかんべん
)
下されよ實は
渠
(
かれ
)
が申通り今晩村の寄合御座候につき魚は
餘分
(
よぶん
)
に仕入置しにより私し
儀
(
ぎ
)
是に居て
伺
(
うかゞ
)
ひ候はゞ
御好通
(
おこのみどほ
)
り早速御酒も肴もさし上げ申べけれども何を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
餘分(よぶん)の例文をもっと
(4作品)
見る
餘
部首:⾷
16画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“餘”で始まる語句
餘
餘程
餘所
餘計
餘波
餘裕
餘念
餘地
餘儀
餘人
“餘分”のふりがなが多い著者
作者不詳
泉鏡太郎
谷崎潤一郎
泉鏡花