日曜日にちようび)” の例文
正二しょうじ、きょうは日曜日にちようびだろう。おかあさんをゆっくりかしておいてあげな。おとをたてると、おかあさんが、をおさましになるよ。」
お母さん (新字新仮名) / 小川未明(著)
日曜日にちようびに、村の人たちがみんなそろってでかける教会きょうかいへもこないし、日曜だからといって、ゆっくりやすむということもなかった。
けれども、赤ちゃんが洗礼せんれいをうけるはずになっている日曜日にちようびまで、お妃さまをひとへやにかくしておきました。そして、洗礼がすんだところで、王さまはいいました。
ある日曜日にちようびの朝のこと、おとうさんとおかあさんは、教会きょうかいへいくしたくをしていました。
そこで、楽師長は、さっそく、つぎの日曜日にちようびには、ひろく人民たちに、ことり拝観はいかんをゆるされるようにねがいました。ついでにうたもきかせるようにと、皇帝はおめいじになりました。
日曜日にちようびには教會きようかいから博物館はくぶつかん一日いちにち愉快ゆかいくらすのであります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
やがて日曜日にちようびになりまして、そのあさからよいお天気てんきでありましたから、正雄まさおねえさんと、おじいさんのうちかけました。
おじいさんの家 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「このつぎの日曜日にちようびが洗礼です。刻限こくげんをみはからって、いらしってください」と言いました。
月日つきひがたって、いつしかせい一は、上級生じょうきゅうせいとなりました。かれは、またりが大好だいすきなので、祭日さいじつや、日曜日にちようびなどには、よくりにかけました。
窓の内と外 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そのあしたの日曜日にちようびに、お客があるというんで、ここのおかみさんが、なさけ知らずにもほどがあらあ、女中の話だがね、それで、あすはおいらをスープにしてたべっちまうってんでね、こん晩
十二がつ日曜日にちようびでした。かぜのないしずかなお天気てんきであります。たつ一は、午後ごごから、××のへいってみようとおもいました。
とびよ鳴け (新字新仮名) / 小川未明(著)
ももさんは、明日あす日曜日にちようびだから、おかあさんがかみをおめになればいい、そして、ごいっしょに散歩さんぽにつれていっていただこうとおもいました。
夕雲 (新字新仮名) / 小川未明(著)
それで、きょうは日曜日にちようびだけれど、はやかけるものとおもって、いつもとおなじように、おきなされたのであります。
お母さん (新字新仮名) / 小川未明(著)
いいお天気てんきで、日曜日にちようびです。もう、学校がっこうは二、三日前にちまえから、はじまっていました。ごようがあっても、二郎じろうちゃんは、そとあそびにたぎりかえってきません。
小さな妹をつれて (新字新仮名) / 小川未明(著)
むら子供こどもらは、ちょうど日曜日にちようびであったから、みなうちつれって、うたいながらゆき野原のはらえて、はるかかなたにうみえるほうまでやってきたのでした。
雪の国と太郎 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ちょうど、そのとき、小田おだ高橋たかはしが、りざおとバケツをげてたっちゃん兄弟きょうだいさそいにきました。日曜日にちようびに、かわかんぶなをりにゆく、約束やくそくがしてあったからです。
ペスをさがしに (新字新仮名) / 小川未明(著)
まちへささやかな教会堂きょうかいどうがたてられました。ちかくの子供こどもたちや、めぐまれない家庭かていおんなたちが、日曜日にちようびごとに、おいのりにあつまって、牧師ぼくしのお説教せっきょうをきいたのであります。
天女とお化け (新字新仮名) / 小川未明(著)
翌日よくじつは、日曜日にちようびでした。朝飯あさはんべると、しょうちゃんは、そとしてゆきました。往来おうらいで、とくちゃんたちが、あそんでいました。とくちゃんは、まさちゃんとおなとしごろでした。
ペスをさがしに (新字新仮名) / 小川未明(著)
あくる日曜日にちようびだったので、ねえさんと二人ふたりでとおくのんぼへっていって、ひとらえられないような、またちかくにきゅうりのはたけのあるようなところへはなしてやることにきめました。
もののいえないもの (新字新仮名) / 小川未明(著)
「きょうは、日曜日にちようびなんだ。」
お母さん (新字新仮名) / 小川未明(著)