お母さんおかあさん
正ちゃんは、目をさますと、もう朝でした。窓が明るくなって、どこかで雨戸を繰る音がしました。けれどそばに寝ている兄さんも、目をさまさなければ、またお母さんもお起きなさらぬようすです。 「きょうは、日曜日なんだ。」 いつもなら、みんなが、こうゆ …
題名が同じ作品
お母さん (新字新仮名)小川未明 (著)