“教会堂”の読み方と例文
旧字:教會堂
読み方割合
きょうかいどう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのとき、ぼうやは、ひとりであるいて、教会堂きょうかいどうもんから、そとほうていこうとしていました。これをつけた、おばあさんは
鳥鳴く朝のちい子ちゃん (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして仏教ぶっきょう叡山えいざんにおけるがごとく、ここに教会堂きょうかいどうを建て、十聖壇せいだんをまつり、マリヤの讃歌さんかをたたえて、朝夕、南蛮寺のかわったかねが、京都きょうとの町へもひびいていた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
雪催ゆきもよいのくもったそらに、教会堂きょうかいどうのとがった三角形かくけい屋根やねは、くろえがされていました。そして、かたわらのちいさなうちから、ちらちらとあかりがもれていました。
青い星の国へ (新字新仮名) / 小川未明(著)