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太郎
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たらう
ふりがな文庫
“
太郎
(
たらう
)” の例文
あの『
幼
(
をさな
)
きものに』と
同
(
おな
)
じやうに、
今度
(
こんど
)
の
本
(
ほん
)
も
太郎
(
たらう
)
や
次郎
(
じらう
)
などに
話
(
はな
)
し
聞
(
き
)
かせるつもりで
書
(
か
)
きました。それがこの『ふるさと』です。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
とても
相談
(
さうだん
)
の
相手
(
あいて
)
にはならぬの、いはゞ
太郎
(
たらう
)
の
乳母
(
うば
)
として
置
(
お
)
いて
遣
(
つか
)
はすのと
嘲
(
あざけ
)
つて
仰
(
おつ
)
しやる
斗
(
ばかり
)
、ほんに
良人
(
おつと
)
といふではなく
彼
(
あ
)
の
御方
(
おかた
)
は
鬼
(
おに
)
で
御座
(
ござ
)
りまする
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
するとその
辺
(
へん
)
に
住
(
す
)
んでゐた
太郎
(
たらう
)
ぢやない、
次郎
(
じらう
)
といふ
子供
(
こども
)
が、その
鸚鵡
(
あうむ
)
を
盗
(
ぬす
)
んでポツケツトへ
入
(
い
)
れました。
コドモノスケッチ帖:動物園にて
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
太郎
(
たらう
)
さんもその時、よその男の子たちと一緒に、その眼鏡をのぞいて見たのであります。
のぞき眼鏡
(新字旧仮名)
/
土田耕平
(著)
躍出
(
をどりい
)
でて、
一齊
(
いつせい
)
に
太郎
(
たらう
)
が
前
(
まへ
)
に
額
(
ぬかづ
)
け
鬼桃太郎
(旧字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
▼ もっと見る
テン
太郎
(
たらう
)
の
報告
(
はうこく
)
小熊秀雄全集-22:火星探険―漫画台本
(新字旧仮名)
/
小熊秀雄
(著)
父
(
とう
)
さんが
遠
(
とほ
)
い
外國
(
ぐわいこく
)
の
方
(
はう
)
から
歸
(
かへ
)
つた
時
(
とき
)
、
太郎
(
たらう
)
や
次郎
(
じらう
)
への
土産話
(
みやげばなし
)
にと
思
(
おも
)
ひまして、いろ/\な
旅
(
たび
)
のお
話
(
はなし
)
をまとめたのが、
父
(
とう
)
さんの『
幼
(
をさな
)
きものに』でした。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
私
(
わたし
)
は
御母樣
(
おつかさん
)
出
(
で
)
て
來
(
く
)
るのは
何
(
なん
)
でも
御座
(
ござ
)
んせぬ、
名
(
な
)
のみ
立派
(
りつぱ
)
の
原田勇
(
はらだいさむ
)
に
離縁
(
りゑん
)
されたからとて
夢
(
ゆめ
)
さら
殘
(
のこ
)
りをしいとは
思
(
おも
)
ひませぬけれど、
何
(
なん
)
にも
知
(
し
)
らぬ
彼
(
あ
)
の
太郎
(
たらう
)
が
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
太郎
(
たらう
)
は、エソップのなかの、
或時
(
あるとき
)
ライオンが
一疋
(
いつぴき
)
の
鼠
(
ねづみ
)
を
捕
(
と
)
つたら
コドモノスケッチ帖:動物園にて
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
「
太郎
(
たらう
)
や、お月さまが出ましたよ。」
狐に化された話
(新字旧仮名)
/
土田耕平
(著)
下
(
さが
)
りて
太郎
(
たらう
)
が
前
(
まへ
)
に
蜷
(
とぐら
)
屈
(
ま
)
く
鬼桃太郎
(旧字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
テン
太郎
(
たらう
)
の
報告
(
はうこく
)
小熊秀雄全集-22:火星探険―漫画台本
(新字旧仮名)
/
小熊秀雄
(著)
あの
本
(
ほん
)
を
作
(
つく
)
つた
時
(
とき
)
から、もう三
年
(
ねん
)
の
月日
(
つきひ
)
がたちます。
太郎
(
たらう
)
は十六
歳
(
さい
)
、
次郎
(
じらう
)
は十四
歳
(
さい
)
にもなります。
父
(
とう
)
さんの
家
(
うち
)
には、
今
(
いま
)
、
太郎
(
たらう
)
に、
次郎
(
じらう
)
に、
末子
(
すゑこ
)
の三
人
(
にん
)
が
居
(
ゐ
)
ます。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
あの
頑是
(
ぐわんぜ
)
ない
太郎
(
たらう
)
の
寢顏
(
ねがほ
)
を
眺
(
なが
)
めながら
置
(
お
)
いて
來
(
く
)
るほどの
心
(
こゝろ
)
になりましたからは、
最
(
も
)
う
何
(
ど
)
うでも
勇
(
いさむ
)
の
傍
(
そば
)
に
居
(
ゐ
)
る
事
(
こと
)
は
出來
(
でき
)
ませぬ、
親
(
おや
)
はなくとも
子
(
こ
)
は
育
(
そだ
)
つと
言
(
い
)
ひまするし
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
太郎
(
たらう
)
に
次郎
(
じらう
)
に
草之助
(
さうのすけ
)
どんたく:絵入り小唄集
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
太郎
(
たらう
)
が
黍團子
(
きびだんご
)
に
擬
(
なぞら
)
鬼桃太郎
(旧字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
大勘定
(
おほかんぢやう
)
とて
此夜
(
このよ
)
あるほどの
金
(
かね
)
をまとめて
封印
(
ふういん
)
の
事
(
こと
)
あり、
御新造
(
ごしんぞ
)
それ/\と
思
(
おも
)
ひ
出
(
だ
)
して、
懸
(
か
)
け
硯
(
すゞり
)
に
先程
(
さきほど
)
、
屋根
(
やね
)
やの
太郎
(
たらう
)
に
貸付
(
かしつけ
)
のもどり
彼金
(
あれ
)
が二十
御座
(
ござ
)
りました、お
峯
(
みね
)
お
峯
(
みね
)
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“太郎”の解説
太郎(たろう)は、日本人の男性名。本来は長男を意味する輩行名で、当該の人物に個人名としてもつけられる。
また、例示などで不特定の男性を示す時、「~ばかりしている者」を示す時(早弁太郎など)に使われることもある。
(出典:Wikipedia)
太
常用漢字
小2
部首:⼤
4画
郎
常用漢字
中学
部首:⾢
9画
“太郎”で始まる語句
太郎冠者
太郎作
太郎助
太郎吉
太郎兵衛
太郎稲荷
太郎左衛門
太郎山
太郎岬
太郎八