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彼金
ふりがな文庫
“彼金”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あれ
80.0%
あのかね
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あれ
(逆引き)
武「うむ、
彼金
(
あれ
)
は芝赤羽根の中根兵藏方の家尻を切って盗んだのが丁度十二月十二日の晩でね、八百両取ったんだ」
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
大勘定
(
おほかんぢやう
)
とて
此夜
(
このよ
)
あるほどの
金
(
かね
)
をまとめて
封印
(
ふういん
)
の
事
(
こと
)
あり、
御新造
(
ごしんぞ
)
それ/\と
思
(
おも
)
ひ
出
(
だ
)
して、
懸
(
か
)
け
硯
(
すゞり
)
に
先程
(
さきほど
)
、
屋根
(
やね
)
やの
太郎
(
たらう
)
に
貸付
(
かしつけ
)
のもどり
彼金
(
あれ
)
が二十
御座
(
ござ
)
りました、お
峯
(
みね
)
お
峯
(
みね
)
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
彼金(あれ)の例文をもっと
(4作品)
見る
あのかね
(逆引き)
商賣の事ゆゑ
厭
(
いと
)
ひませんが
若
(
もし
)
内儀
(
おかみ
)
さん承まはるも餘り
率爾
(
ぶしつけ
)
ながら
能
(
よく
)
急
(
きふ
)
に金子が出來ました尤も外より
御融通
(
ごゆうづう
)
なされたとか仰せなれども
金子
(
かね
)
と云ふものは
勿々
(
なか/\
)
容易
(
ようい
)
には
調
(
とゝの
)
ひ難きもの
最早
(
もはや
)
濟
(
すみ
)
し事ながら
既
(
すで
)
に流れ買に賣拂はんとする處なりしが
彼金
(
あのかね
)
は
何處
(
どこ
)
から御融通なされしにや
些
(
ちと
)
申し
惡
(
にく
)
き事なるが
御立腹
(
ごりつぷく
)
なさるな
内儀樣
(
おかみさん
)
一文
貰
(
もらひ
)
の
袖乞
(
そでごひ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
彼金(あのかね)の例文をもっと
(1作品)
見る
彼
常用漢字
中学
部首:⼻
8画
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
“彼”で始まる語句
彼
彼方
彼奴
彼女
彼処
彼方此方
彼岸
彼様
彼是
彼等
“彼金”のふりがなが多い著者
樋口一葉
作者不詳
三遊亭円朝