“太郎稲荷”の読み方と例文
読み方割合
たろういなり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この貧窮組というものが、前に申すように、山崎町の太郎稲荷たろういなりから始まるには始まったが、このくらい不得要領な組合もなかったものです。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
またも忠作の家を追ん出てしまった米友は、どこをどうブラブラ歩いて来たか、やがて下谷の山崎町の太郎稲荷たろういなりのところまで来てしまいました。