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石器時代
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せききじだい
ふりがな文庫
“
石器時代
(
せききじだい
)” の例文
大森
(
おほもり
)
の
貝塚
(
かひづか
)
は、
人類學研究者
(
じんるゐがくけんきうしや
)
の
眼
(
め
)
から、
最
(
もつと
)
も
神聖
(
しんせい
)
なる
地
(
ち
)
として
尊敬
(
そんけい
)
せられて
居
(
ゐ
)
る。
此所
(
こゝ
)
が
本邦
(
ほんぽう
)
最初
(
さいしよ
)
に
發見
(
はつけん
)
せられた
石器時代
(
せききじだい
)
の
遺跡
(
ゐせき
)
であるからだ。
探検実記 地中の秘密:20 大森貝塚の発掘
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
既に緒言中にも記し置きたる通り、
石器時代
(
せききじだい
)
とは、人類が主として石の
刄物
(
はもの
)
を
製造
(
せいぞう
)
使用
(
しよう
)
する時期の謂ひなれば、此時代の遺物中最も強く人の意を
惹
(
ひ
)
くものは石器殊に石製の利器たる事勿論なり。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
活東子
(
くわつとうし
)
は
鼻
(
はな
)
を
蠢
(
うご
)
めかして『いや、
之
(
これ
)
は、
埴輪
(
はにわ
)
よりずツと
古
(
ふる
)
い
時代
(
じだい
)
の
遺物
(
ゐぶつ
)
です。
石器時代
(
せききじだい
)
の
土器
(
どき
)
の
破片
(
はへん
)
です』と
説明
(
せつめい
)
した。
探検実記 地中の秘密:01 蛮勇の力
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
石器時代
(
せききじだい
)
の
器具
(
きぐ
)
とて
何者
(
なにもの
)
も
總
(
すべ
)
て石を
材料
(
ざいれう
)
とせしには非ず。獸類の
骨
(
ほね
)
にて
作
(
つく
)
りたる物、
魚類
(
ぎよるゐ
)
の
骨
(
ほね
)
にて作りたる
物等
(
ものら
)
も
正
(
まさ
)
しく石器時代の
遺跡
(
ゐせき
)
より
發見
(
はつけん
)
さるるなり。圖中石皿の右に在るは獸骨器の
尖端
(
せんたん
)
なり。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
誰
(
たれ
)
でも
知
(
し
)
つて
居
(
ゐ
)
なければならぬ
事
(
こと
)
を、
然
(
さ
)
う
誰
(
たれ
)
でも
知
(
し
)
らずに
居
(
ゐ
)
る
大問題
(
だいもんだい
)
がある。
自分
(
じぶん
)
も
知
(
し
)
らぬ
者
(
もの
)
の
一人
(
ひとり
)
で
有
(
あ
)
つた、それは
日本
(
にほん
)
に
於
(
お
)
ける
石器時代
(
せききじだい
)
住民
(
じうみん
)
に
就
(
つい
)
てゞある。
探検実記 地中の秘密:01 蛮勇の力
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
▼ もっと見る
抑
(
そもそ
)
も
此氷川
(
このひがは
)
の
境内
(
けいだい
)
で
拾
(
ひろ
)
つた一
破片
(
はへん
)
(
今
(
いま
)
でも
保存
(
ほぞん
)
してあるが)これが
地中
(
ちちう
)
の
秘密
(
ひみつ
)
を
探
(
さぐ
)
り
始
(
はじ
)
めた
最初
(
さいしよ
)
の
鍵
(
かぎ
)
で、
余
(
よ
)
が
石器時代
(
せききじだい
)
の
研究
(
けんきう
)
を
思
(
おも
)
ひ
立
(
た
)
つた
動機
(
どうき
)
とはなつたのだ。
探検実記 地中の秘密:01 蛮勇の力
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
言
(
げん
)
を
奇
(
き
)
にして
言
(
い
)
へば、
此貝塚
(
このかひづか
)
は
彌生式
(
やよひしき
)
のでも
無
(
な
)
い、
石器時代
(
せききじだい
)
のでも
無
(
な
)
い、一
種
(
しゆ
)
特別
(
とくべつ
)
の
貝塚
(
かひづか
)
に、
彌生式
(
やよひしき
)
も
混入
(
こんにふ
)
した。
他
(
た
)
の
土器
(
どき
)
も
混入
(
こんにふ
)
したと——まア
言
(
い
)
ひたい
位
(
くらゐ
)
ゐ、
何
(
な
)
んにも
出
(
で
)
ぬ。
探検実記 地中の秘密:06 疑問の加瀬貝塚
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
這
(
こ
)
んな
事
(
こと
)
を
考
(
かんが
)
へ
出
(
だ
)
した
時
(
とき
)
には、
仕方
(
しかた
)
が
無
(
な
)
いので——
併
(
しか
)
し、三千
年
(
ねん
)
前
(
ぜん
)
の
石器時代
(
せききじだい
)
住民
(
じうみん
)
は、
今日
(
こんにち
)
までも
生存
(
せいそん
)
して
我等
(
われら
)
と
語
(
かた
)
る——と
云
(
い
)
つた
樣
(
やう
)
な
事
(
こと
)
を
思浮
(
おもひうか
)
べて、
強
(
しひ
)
て
涙
(
なみだ
)
を
紛
(
まぎ
)
らすのである。
探検実記 地中の秘密:04 馬籠と根方
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
石器時代
(
せききじだい
)
に
現今
(
げんこん
)
の
如
(
ごと
)
き
陶器窯
(
たうきがま
)
を
造
(
つく
)
つて、
其所
(
そこ
)
で
土器
(
どき
)
を
燒
(
や
)
いたか
否
(
いな
)
か、それは
未
(
ま
)
だ
輕々
(
かる/″\
)
しく
言切
(
いひき
)
れぬが、
馬籠
(
まごめ
)
に
於
(
お
)
ける
燒土層
(
やけつちさう
)
の
廣大
(
くわうだい
)
なるを
見
(
み
)
て、
然
(
さ
)
うして
桂舟畫伯
(
けいしうぐわはく
)
の
説
(
せつ
)
を
聽
(
き
)
いて
見
(
み
)
ると
探検実記 地中の秘密:04 馬籠と根方
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
石器時代
(
せききじだい
)
の
貝塚
(
かひづか
)
。
探検実記 地中の秘密:06 疑問の加瀬貝塚
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
“石器時代”の解説
石器時代(せっきじだい)とは、先史時代の区分のひとつで、人類が石材を用いて道具や武器をつくっていた時代を指す。
(出典:Wikipedia)
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
器
常用漢字
小4
部首:⼝
15画
時
常用漢字
小2
部首:⽇
10画
代
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
“石器時代”で始まる語句
石器時代遺跡
石器時代頃
石器時代人民