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町人
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ちやうにん
ふりがな文庫
“
町人
(
ちやうにん
)” の例文
即
(
すなは
)
ち
此所
(
こゝ
)
の
市長
(
しちやう
)
並
(
ならび
)
に
町會議員
(
ちやうくわいぎゐん
)
は
皆
(
みな
)
生物知
(
ゝまものし
)
りの
町人
(
ちやうにん
)
である、であるから
醫師
(
いし
)
を
見
(
み
)
ることは
神官
(
しんくわん
)
の
如
(
ごと
)
く、
其
(
そ
)
の
言
(
い
)
ふ
所
(
ところ
)
を
批評
(
ひゝやう
)
せずして
信
(
しん
)
じてゐる。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
エヽ
唯今
(
たゞいま
)
町人
(
ちやうにん
)
が
参
(
まゐ
)
りまして、
塩餡
(
しほあん
)
を
呉
(
く
)
れへと
申
(
まうし
)
ますが
如何
(
いかゞ
)
仕
(
つかまつ
)
りませう。殿「
呉
(
く
)
れろといふならやるが
宜
(
よ
)
い。 ...
士族の商法
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
『
同船
(
どうせん
)
許
(
ゆる
)
す、みんな
乘
(
の
)
れ。』と、
天滿與力
(
てんまよりき
)
に
舟
(
ふね
)
から
引
(
ひ
)
きおろされた
百姓
(
ひやくしやう
)
町人
(
ちやうにん
)
の
群
(
むれ
)
に
向
(
むか
)
つて
聲
(
こゑ
)
をかけた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
昔
(
むかし
)
は
苗字
(
めうじ
)
は
武士階級
(
ぶしかいきふ
)
以上
(
いじやう
)
に
限
(
かぎ
)
られたが、
維新
(
いしん
)
以來
(
いらい
)
百
姓
(
しやう
)
町人
(
ちやうにん
)
總
(
すべ
)
て
苗字
(
めうじ
)
を
許
(
ゆる
)
されたので、
種々雜多
(
しゆ/″\ざつた
)
な
苗字
(
めうじ
)
が
出現
(
しゆつげん
)
し、
苗字
(
めうじ
)
を
氏
(
うぢ
)
とも
姓
(
せい
)
とも
呼
(
よ
)
ぶ
事
(
こと
)
になつて
今日
(
こんにち
)
にいたつたのである。
誤まれる姓名の逆列
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
『
町人
(
ちやうにん
)
、
此
(
こ
)
の
船
(
ふね
)
を
何
(
ど
)
うするな。』
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
其
(
そ
)
れから
町人
(
ちやうにん
)
の
家
(
いへ
)
よりの
歸途
(
かへり
)
、
郵便局
(
いうびんきよく
)
の
側
(
そば
)
で、
豫
(
かね
)
て
懇意
(
こんい
)
な
一人
(
ひとり
)
の
警部
(
けいぶ
)
に
出遇
(
であ
)
つたが
警部
(
けいぶ
)
は
彼
(
かれ
)
に
握手
(
あくしゆ
)
して
數歩計
(
すうほばか
)
り
共
(
とも
)
に
歩
(
ある
)
いた。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
是
(
これ
)
は
何
(
ど
)
うもお
姫様
(
ひめさま
)
恐入
(
おそれいり
)
ます、へい/\
有難
(
ありがた
)
う
存
(
ぞん
)
じます。姫「アノ
町人
(
ちやうにん
)
、お
前
(
まへ
)
代
(
かはり
)
を
喫
(
た
)
べるか。 ...
士族の商法
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
玄竹
(
げんちく
)
の
高
(
たか
)
い
聲
(
こゑ
)
に
驚
(
おどろ
)
いて、
百姓
(
ひやくしやう
)
町人
(
ちやうにん
)
の
群
(
む
)
れまでが、
後退
(
あとずさ
)
りするのを、
玄竹
(
げんちく
)
は
優
(
やさ
)
しく
見
(
み
)
やつて
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
ある
秋
(
あき
)
の
朝
(
あさ
)
のこと、イワン、デミトリチは
外套
(
ぐわいたう
)
の
襟
(
えり
)
を
立
(
た
)
てゝ
泥濘
(
ぬか
)
つてゐる
路
(
みち
)
を、
横町
(
よこちやう
)
、
路次
(
ろじ
)
と
經
(
へ
)
て、
或
(
あ
)
る
町人
(
ちやうにん
)
の
家
(
いへ
)
に
書付
(
かきつけ
)
を
持
(
も
)
つて
金
(
かね
)
を
取
(
と
)
りに
行
(
い
)
つたのであるが
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
物
(
もの
)
を
言
(
い
)
つたことはないが、
顏
(
かほ
)
だけは
覺
(
おぼ
)
えてゐる
天滿與力
(
てんまよりき
)
の
何某
(
なにがし
)
であることを
玄竹
(
げんちく
)
は
知
(
し
)
つてゐた。この
天滿與力
(
てんまよりき
)
は
町人
(
ちやうにん
)
から
袖
(
そで
)
の
下
(
した
)
を
取
(
と
)
るのに
妙
(
めう
)
を
得
(
え
)
てゐる
形
(
かたち
)
だけの
偉丈夫
(
ゐぢやうふ
)
であつた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
コレ/\
町人
(
ちやうにん
)
待
(
ま
)
ちや/\。
士族の商法
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“町人”の意味
《名詞》
町(市街)に生活するひと。
江戸時代都市で生活する商人や職人の階級。
(出典:Wiktionary)
“町人”の解説
町人(ちょうにん)は、江戸時代に城下町など大きな都市に住んでいた職人、商人の総称である。または当時の都市在住の庶民階級の総称であり、昔ながらの農地に住む庶民階級の百姓や都市在住の武士階級と区別して用いられた。
(出典:Wikipedia)
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“町人”で始まる語句
町人体
町人街
町人抔
町人染
町人輩
町人體
町人髷
町人根性
町人身体柱立