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えいえん
ふりがな文庫
“
永遠
(
えいえん
)” の例文
神さまとか
復活
(
ふっかつ
)
とか
永遠
(
えいえん
)
のいのちとかいうことについて、
教
(
おし
)
えを聞くために、こんな教会をたてたのだということを思ってみました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
しばらくすると、それが、みんな
人間
(
にんげん
)
の
目
(
め
)
になって
見
(
み
)
えるのでした。
寂然
(
じゃくぜん
)
として、ものこそいわないが、
永遠
(
えいえん
)
に
真実
(
しんじつ
)
と
正義
(
せいぎ
)
とを
求
(
もと
)
めている。
少女と老兵士
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ついでながら、
私
(
わたくし
)
と
私
(
わたくし
)
の
生前
(
せいぜん
)
の
良人
(
おっと
)
との
関係
(
かんけい
)
は
今
(
いま
)
も
尚
(
な
)
お
依然
(
いぜん
)
として
続
(
つづ
)
いて
居
(
お
)
り、しかもそれはこのまま
永遠
(
えいえん
)
に
残
(
のこ
)
るのではないかと
思
(
おも
)
われます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
藝術
(
げいじゆつ
)
の
價値
(
かち
)
だの、
理想
(
りさう
)
の
永遠
(
えいえん
)
だのといふことを、
毎
(
いつ
)
も
口癖
(
くちぐせ
)
のやうにしてゐる友としては、今日の云ふことは
何
(
なん
)
だか
少
(
すこ
)
し
可笑
(
おか
)
しい……と私は思ツた。
虚弱
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
これが一年も
経
(
た
)
つと、成鳥になり、親子の関係ははなれて行き、自立する。また
異性愛
(
いせいあい
)
をも発する。かくて
永遠
(
えいえん
)
の時のひとこまを形成して行くのである。
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
▼ もっと見る
それはこの短い波長の無線電信の放送受信を始めてから四十日ほども経ったころには、流石
物好
(
ものず
)
きからやり出した僕と
雖
(
いえど
)
も、少々この「
永遠
(
えいえん
)
の
梨
(
なし
)
の
礫
(
つぶて
)
」には
倦
(
あ
)
きて来ました。
壊れたバリコン
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「
永遠
(
えいえん
)
」ということばを、どうしてもつくりだすことはできませんでした。
雪の女王:七つのお話でできているおとぎ物語
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
けれどこの五分間が
永遠
(
えいえん
)
のように思われた。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
蛾次郎よ、
永遠
(
えいえん
)
に
寝
(
ね
)
ていろ、馬糧のなかで。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
永遠
(
えいえん
)
の
生命
(
いのち
)
ありと
わなゝき
(新字旧仮名)
/
末吉安持
(著)
永遠
(
えいえん
)
の
疑問符
(
ぎもんふ
)
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
いつしか、
空
(
そら
)
の
雲
(
くも
)
は、どこへか
姿
(
すがた
)
を
消
(
け
)
してしまいました。もし、
気
(
き
)
がつかなかったら、
永遠
(
えいえん
)
に
知
(
し
)
られずにしまったような、それは、はかない
天
(
てん
)
の
暗示
(
あんじ
)
でありました。
深山の秋
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
あなたもよく
知
(
し
)
るとおり、
神
(
かみ
)
の
世界
(
せかい
)
はいつまで
経
(
た
)
っても、
露
(
つゆ
)
かわりのない
永遠
(
えいえん
)
の
世界
(
せかい
)
、
彦火々出見命様
(
ひこほほでみのみことさま
)
と
豐玉姫様
(
とよたまひめさま
)
は、
今
(
いま
)
も
昔
(
むかし
)
と
同
(
おな
)
じく
立派
(
りっぱ
)
な
御夫婦
(
ごふうふ
)
の
御間柄
(
おんあいだがら
)
でございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
其
(
それ
)
は
永遠
(
えいえん
)
に
解
(
と
)
けない
宇宙
(
うちう
)
の
謎
(
なぞ
)
でもあるかのやう。友と私とは
首
(
くび
)
を
垂
(
た
)
れて工場の前を
通過
(
とほりす
)
ぎた。
虚弱
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
「コノ花輪ヲ、ヤガテ
海底
(
かいてい
)
ニ
永遠
(
えいえん
)
ノ眠リニツカントスル
貴船乗組
(
きせんのりくみ
)
ノ一同ニ呈ス」
幽霊船の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
朝
(
あさ
)
出
(
で
)
かける
時分
(
じぶん
)
には、
人間
(
にんげん
)
の
発明力
(
はつめいりょく
)
や
科学
(
かがく
)
の
力
(
ちから
)
に、おどろきを
感
(
かん
)
じたのであったが、
帰
(
かえ
)
るときには、どれだけ
愛
(
あい
)
し
真心
(
まごころ
)
をかたむけつくしても、
永遠
(
えいえん
)
に
引
(
ひ
)
きとどめられないものがある
人生
(
じんせい
)
のはかなさを
雲のわくころ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
永
常用漢字
小5
部首:⽔
5画
遠
常用漢字
小2
部首:⾡
13画
“永”で始まる語句
永劫
永
永久
永代
永代橋
永年
永禄
永々
永井荷風
永生