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せいしき
索引は五十
音に
別ちたり、
読者の
便利の
為め
正式の
仮名によらず、オとヲ、イとヰ、の
類は
皆な
近きものに
入れたり
其後、
表面採集、
或は
小發掘に
來た
人は、
少くあるまいが、
正式の
發掘に
掛るのは
我々が三
番目に
當るのだ。
叔母さんに
正式に
斷わられながら、
又君に
依頼するのは
可笑しい
樣だが、
君の
方が
叔母さんより
話が
分るだらうと
思つて
來たと
云つて、
中々動きさうもなかつたさうである。
だが、どうも、きみは
正式な
勉強をしてないようだね。
土台がしっかりしていない。
乃で
彼等は
正式に
愛ちやんの
周りをぐる/\
踊り
廻りました、
餘り
近づき
過ぎて
時々その
趾を
踏んだり、
拍子を
取るために
前足を
振つたりして、
其の
間海龜は
極く
徐かに
又悲しげに
斯う
歌ひました
その
時いよいよ
正式に
御婚儀を
挙げられたのでございました。
「
兄さんも
隨分呑氣ね」と
小六の
方を
向いて、
半ば
夫を
辯護する
樣に
云つた。
宗助は
細君から
茶碗を
受取つて、
一言の
辯解もなく
食事を
始めた。
小六も
正式に
箸を
取り
上げた。
正式の
通知が
來ないので、
何時纏つたか、
宗助は
丸で
知らなかつたが、たゞ
折々佐伯へ
行つては、
何か
聞いて
來る
小六を
通じてのみ、
彼は
年内に
式を
擧げる
筈の
新夫婦を
豫想した。