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婚礼
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こんれい
ふりがな文庫
“
婚礼
(
こんれい
)” の例文
旧字:
婚禮
つきましては、おばたちを
婚礼
(
こんれい
)
の席によんで、いっしょの
食卓
(
しょくたく
)
につかせてやりたいと思いますが、おゆるしねがえませんでしょうか。
三人の糸くり女
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
橋本のいさちゃんが、浜田の
婆
(
ばあ
)
さんに連れられ、
高島田
(
たかしまだ
)
、
紋付
(
もんつき
)
、真白に
塗
(
ぬ
)
って、
婚礼
(
こんれい
)
の
挨拶
(
あいさつ
)
に来たそうだ。
美
(
うつく
)
しゅうござんした、と
婢
(
おんな
)
が云う。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
王子は、それで、いよいよサンドリヨンがすきになって、それから四、五日して、めでたくご
婚礼
(
こんれい
)
の
式
(
しき
)
をあげました。
灰だらけ姫:またの名 「ガラスの上ぐつ」
(新字新仮名)
/
シャルル・ペロー
(著)
そして
近
(
ちか
)
い
内
(
うち
)
に
黄道吉日
(
こうどうきちにち
)
を
択
(
えら
)
んで、
婚礼
(
こんれい
)
の
式
(
しき
)
を
挙
(
あ
)
げようとしていた
際
(
さい
)
に、
不図
(
ふと
)
起
(
おこ
)
りましたのがあの
戦乱
(
せんらん
)
、
間
(
ま
)
もなく
良人
(
おっと
)
となるべき
人
(
ひと
)
は
戦場
(
せんじょう
)
の
露
(
つゆ
)
と
消
(
き
)
え
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
それは
下界
(
げかい
)
はにぎやかなものでございます。
毎日毎日
(
まいにちまいにち
)
、たくさんな
婚礼
(
こんれい
)
があって、
祝
(
いわ
)
いの
鐘
(
かね
)
が
鳴
(
な
)
り
響
(
ひび
)
いています。
消えた美しい不思議なにじ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
そういうわけで、ご
婚礼
(
こんれい
)
はおとりやめになりました。そしていろんなお祝いもないことになりました。
アラビヤンナイト:01 一、アラジンとふしぎなランプ
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
ご
婚礼
(
こんれい
)
であった。わたしはきっとこの人たちがちょっとした音楽とおどりを
好
(
す
)
くかもしれないと思った。そこで
背戸
(
せど
)
へはいって、まっ先に出会った人に
勧
(
すす
)
めてみた。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
ただし大阪は今日でも
婚礼
(
こんれい
)
に
家柄
(
いえがら
)
や資産や格式などを
云々
(
うんぬん
)
すること東京以上であり元来町人の見識の高い土地であるから
封建
(
ほうけん
)
の世の風習は思いやられる従って旧家の
令嬢
(
れいじょう
)
としての
衿恃
(
きょうじ
)
を
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
ヤトナというのはいわば臨時雇で
宴会
(
えんかい
)
や
婚礼
(
こんれい
)
に出張する有芸仲居のことで、芸者の花代よりは随分安上りだから、けちくさい宴会からの需要が多く、おきんは芸者上りのヤトナ数人と
連絡
(
れんらく
)
をとり
夫婦善哉
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
家内
(
かない
)
と
二人連
(
ふたりづれ
)
で
来
(
き
)
たんです、
然
(
しか
)
も
婚礼
(
こんれい
)
を
為
(
し
)
たばかりでせう。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「
婚礼
(
こんれい
)
の
祝宴
(
しゅくえん
)
がありました」と、月が話しました。
絵のない絵本:01 絵のない絵本
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
お
城
(
しろ
)
では、目もさめるほどりっぱなご
婚礼
(
こんれい
)
の式があげられました。こうして、女の子はいまではお
妃
(
きさき
)
さまになりました。
にいさんと妹
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
食事がすむと、時をうつさず、
大僧正
(
だいそうじょう
)
は、ふたりをお城の
礼拝堂
(
れいはいどう
)
へ
案内
(
あんない
)
して、ご
婚礼
(
こんれい
)
をすませました。女官
頭
(
がしら
)
は、ふたりのためにとばりをひきました。
眠る森のお姫さま
(新字新仮名)
/
シャルル・ペロー
(著)
だれもかれもダンスを習った者はなかったが、アルキシーとバンジャメンは一度ミルコロンヌで
婚礼
(
こんれい
)
の
舞踏会
(
ぶとうかい
)
へ行って、コントルダンスのしかただけ多少
正確
(
せいかく
)
に
記憶
(
きおく
)
していた。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
婚礼
(
こんれい
)
の
式
(
しき
)
のことは、それは
何卒
(
どうぞ
)
おきき
下
(
くだ
)
さらないで……
格別
(
かくべつ
)
変
(
かわ
)
ったこともございません。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
「このマントに
金糸
(
きんし
)
、
銀糸
(
ぎんし
)
のぬいとりをおさせなさいませ。そうすれば、お姫さまのご
婚礼
(
こんれい
)
のマントになりましょう。」
なぞ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
問『
矢張
(
やは
)
り
人間
(
にんげん
)
のように
婚礼
(
こんれい
)
の
式
(
しき
)
などもございますもので……。』
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
さて、うちへかえるとまもなく、ご
婚礼
(
こんれい
)
の式がすみました。
青ひげ
(新字新仮名)
/
シャルル・ペロー
(著)
やがて、ご
婚礼
(
こんれい
)
の式が、めでたく、りっぱにとりおこなわれました。けれども、花よめはひとことも口をききませんし、わらいもしませんでした。
十二人兄弟
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
王さまとお
妃
(
きさき
)
さまは、もういちど
婚礼
(
こんれい
)
の式をあげました。そして、ふたりは
一生
(
いっしょう
)
をおわるまで、たのしくくらしました。
手なしむすめ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
女の子がお
妃
(
きさき
)
さまにからっぽになったへやと、より糸の大きな山を見せますと、お妃さまは
婚礼
(
こんれい
)
のしたくをしました。
三人の糸くり女
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
やがて、お
城
(
しろ
)
につきますと、
小人
(
こびと
)
たちがこのむすめにおくりものとしてきめてくれたように、ご
婚礼
(
こんれい
)
の式が、それはそれはりっぱにおこなわれました。
森のなかの三人の小人
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
そこで王さまは、むすめとご
婚礼
(
こんれい
)
の式をあげて、こなやのきれいなむすめは、王さまのお妃になりました。
ルンペルシュチルツヒェン
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
おまえさんがわたしたちを
婚礼
(
こんれい
)
の
席
(
せき
)
によんでくれてね、わたしたちのことをはずかしがらずにおばさんたちだといって、おまえさんの
食卓
(
しょくたく
)
につかせてくれるなら
三人の糸くり女
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
これをきいて、王さまは
承知
(
しょうち
)
しました。やがて、ご
婚礼
(
こんれい
)
の式が、たいそうりっぱにおこなわれました。
三枚のヘビの葉
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
いよいよ灰かぶりと王子との
婚礼
(
こんれい
)
がおこなわれることになりました。そのとき、にせの花よめになった、ふたりのきょうだいがやってきて、さかんにおせじをふりまきました。
灰かぶり
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
それで、王さまはやっとお城にかえれたので、さっそく、ご
婚礼
(
こんれい
)
の式があげられました。
六羽の白鳥
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
まもなく、ご
婚礼
(
こんれい
)
のおいわいがありました。おどりがはじまって、花よめもそのなかにはいりました。
忠義者
(
ちゅうぎもの
)
のヨハネスはじっと気をつけて、花よめの顔ばかり見まもっていました。
忠義者のヨハネス
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
そこで、
婚礼
(
こんれい
)
はたいそうりっぱに、といっても、みんなからは、あまりよろこばれもせずに、とりおこなわれました。こうして、
仕立屋
(
したてや
)
さんからひとりの王さまができあがったのです。
いさましい ちびの仕立屋さん
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
仕立屋さんは、
婚礼
(
こんれい
)
のまえに、森のなかでものすごくわるいことばかりしているイノシシをつかまえなければならない、もっとも、それには
狩人
(
かりゅうど
)
たちに手つだわせるが、というのでした。
いさましい ちびの仕立屋さん
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
そこでとうとう、「わたしの
結婚
(
けっこん
)
するあいてはこのひとのほかにないぞ。世界じゅうどこをさがしたってないぞ。」といって、それからいく日かののち、ひいさまとご
婚礼
(
こんれい
)
をすませました。
六羽の白鳥
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
こうして、
金貨
(
きんか
)
が
地下室
(
ちかしつ
)
からはこびだされて、ご
婚礼
(
こんれい
)
の式があげられました。
こわいことを知りたくて旅にでかけた男の話
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
お
妃
(
きさき
)
さまはこの手紙をうけとって、それを読みますと、なかに書いてあるとおり、すぐにりっぱな
婚礼
(
こんれい
)
のしたくをいいつけました。こうして、お
姫
(
ひめ
)
さまは
福
(
ふく
)
の子のおよめさんになったのです。
三本の金の髪の毛をもっている鬼
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
むすめは口こそきくことはできませんでしたが、たいそう美しくて、かわいらしいので、王さまは心のそこからこのむすめがすきになりました。そしてまもなく、むすめと
婚礼
(
こんれい
)
の式をあげました。
マリアの子ども
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
婚
常用漢字
中学
部首:⼥
11画
礼
常用漢字
小3
部首:⽰
5画
“婚礼”で始まる語句
婚礼用
婚礼麺麭
婚礼談
婚礼早々