むかし、あるところに、こなやがありました。水車小屋でこなをひくのを商売にして、まずしくくらしてはいましたが、ひとり、きれいなむすめをもっていました。 ところで、ひょんなことから、このこなやが、王さまとむかいあって、お話することになりました。 …
著者 | ヴィルヘルム・カール・グリム |
著者 | ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム |
翻訳者 | 楠山正雄 |
ジャンル | 文学 > ドイツ文学 > 小説 物語 |
原題 | Rumpelstilzchen |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約8分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約13分(300文字/分) |