『にいさんと妹（にいさんといもうと）』

にいさんが妹の手をとって、いいました。 「おかあさんが死んじゃってから、ぼくたちには、いいことって、ただの一時間もないねえ。こんどのおかあさんたら、まい日まい日、ぼくたちをぶつし、そばへいけば、足でけとばすんだもの。それに、ぼくたちの食べも …

著者	ヴィルヘルム・カール・グリム
著者	ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
翻訳者	矢崎源九郎
ジャンル	文学 > ドイツ文学 > 小説 物語
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約16分（500文字/分）
朗読目安時間	約27分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

傷（きず） 荒（あ） 乳（ちち） 金（きん） 侍女（じじょ） 軒（けん） 木（こ） 生活（せいかつ） 約束（やくそく） 草原（くさはら） 神（かみ） 番兵（ばんぺい） 番（ばん） 狩人（かりゅうど） 狩（か） 焼（や） 灰（はい） 湯殿（ゆどの） 泣（な） 罪（つみ） 背中（せなか） 胸（むね） 殺（ころ） 葉（は） 薬草（やくそう） 血（ち） 角笛（つのぶえ） 追（お） 野（の） 首輪（くびわ） 魔法（まほう） 射殺（いころ） 世話（せわ） 両腕（りょううで） 乳母（うば） 勇気（ゆうき） 地獄（じごく） 城（しろ） 夜中（よなか） 夢（ゆめ） 妃（きさき） 妻（つま） 婚礼（こんれい） 実（み） 寝床（ねどこ） 泉（いずみ） 小屋（こや） 幸運（こううん） 庭（にわ） 待（ま） 心配（しんぱい） 息（いき） 承知（しょうち） 晩（ばん） 根（ね） 死（し） 世（よ） 汁（しる）