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秩序
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ちつじよ
ふりがな文庫
“
秩序
(
ちつじよ
)” の例文
アンドレイ、エヒミチは
院長
(
ゐんちやう
)
として
其職
(
そのしよく
)
に
就
(
つ
)
いた
後
(
のち
)
恁
(
かゝ
)
る
亂脈
(
らんみやく
)
に
對
(
たい
)
して、
果
(
はた
)
して
是
(
これ
)
を
如何樣
(
いかやう
)
に
所置
(
しよち
)
したらう、
敏捷
(
てきぱき
)
と
院内
(
ゐんない
)
の
秩序
(
ちつじよ
)
を
改革
(
かいかく
)
したらうか。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
そして、云ふべきことを
秩序
(
ちつじよ
)
立てるためにちよつと思案して、自分の
慘
(
みじ
)
めな子供時代の話をすつかり彼女に話した。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
さうして
家
(
いへ
)
の
潰
(
つぶ
)
れ
方
(
かた
)
が
圖
(
ず
)
に
示
(
しめ
)
された
通
(
とほ
)
りであつたならば、
生徒中
(
せいとちゆう
)
に
一人
(
ひとり
)
の
負傷者
(
ふしようしや
)
も
出來
(
でき
)
ず、「しやがんだまゝ
外
(
そと
)
へ
出
(
で
)
よ」との
第二號令
(
だいにごうれい
)
で、
全員
(
ぜんいん
)
秩序
(
ちつじよ
)
を
亂
(
みだ
)
さず
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
吉三郎が歸つて來ると、越前屋も何となく落着きを取戻して、日頃の
秩序
(
ちつじよ
)
が
蘇
(
よみがへ
)
ります。
銭形平次捕物控:149 遺言状
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
休
(
やす
)
んで
拔
(
ぬ
)
けた
所
(
ところ
)
さへ
大抵
(
たいてい
)
は
其儘
(
そのまゝ
)
にして
放
(
はふ
)
つて
置
(
お
)
いた。
彼
(
かれ
)
は
下宿
(
げしゆく
)
の
机
(
つくゑ
)
の
上
(
うへ
)
に、
此
(
この
)
ノートブツクを
奇麗
(
きれい
)
に
積
(
つ
)
み
上
(
あ
)
げて、
何時
(
いつ
)
見
(
み
)
ても
整然
(
せいぜん
)
と
秩序
(
ちつじよ
)
の
付
(
つ
)
いた
書齋
(
しよさい
)
を
空
(
から
)
にしては、
外
(
そと
)
を
出歩
(
であ
)
るいた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
でぱーとめんと・すとあーではお
客
(
きやく
)
の
眼
(
め
)
を
惹
(
ひ
)
くように、
美
(
うつく
)
しいものや
珍
(
めづら
)
しいものを、たいてい、なんの
秩序
(
ちつじよ
)
もなく
竝
(
なら
)
べ
立
(
た
)
てゝありますが、
博物館
(
はくぶつかん
)
の
陳列品
(
ちんれつひん
)
は
皆
(
みな
)
、
種類
(
しゆるい
)
をわけ
順序
(
じゆんじよ
)
をつけ
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
彼
(
かれ
)
は
極
(
きは
)
めて
頑
(
かたくな
)
で、
何
(
なに
)
よりも
秩序
(
ちつじよ
)
と
云
(
い
)
ふことを
大切
(
たいせつ
)
に
思
(
おも
)
つてゐて、
自分
(
じぶん
)
の
職務
(
しよくむ
)
を
遣
(
や
)
り
終
(
おほ
)
せるには、
何
(
なん
)
でも
其鐵拳
(
そのてつけん
)
を
以
(
もつ
)
て、
相手
(
あいて
)
の
顏
(
かほ
)
だらうが、
頭
(
あたま
)
だらうが、
胸
(
むね
)
だらうが
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
交通整理も何もあつたものでなく、橋下の船の中の賑ひと呼應して、庶民歡樂の立體圖をそのまゝ、それはまことに、亂雜の中の
秩序
(
ちつじよ
)
、無作法の中の美しさとも言ふべき見物でした。
銭形平次捕物控:166 花見の果て
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
だからいくら
珍
(
めづら
)
しい
品
(
しな
)
が
多
(
おほ
)
く、また
良
(
よ
)
いものがたくさんに
竝
(
なら
)
べてあつても、その
竝
(
なら
)
べ
方
(
かた
)
に
秩序
(
ちつじよ
)
がなくめちゃ/\であつたりしては、
學問
(
がくもん
)
をするのにいっこう
役
(
やく
)
に
立
(
た
)
たないのであります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
ですが、ロチスターさんがその氣になつて、
始終
(
しよつちゆう
)
、こゝにお住ひになるか、でなくも、せめてもつと度々お出でになるのでなければ、だん/\
秩序
(
ちつじよ
)
が亂れてくるやうで心配なのでございますよ。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
言
(
い
)
ふ
所
(
ところ
)
は
勿論
(
もちろん
)
、
秩序
(
ちつじよ
)
なく、
寐言
(
ねごと
)
のやうで、
周章
(
あわて
)
て
見
(
み
)
たり、
途切
(
とぎ
)
れて
見
(
み
)
たり、
何
(
なん
)
だか
意味
(
いみ
)
の
解
(
わか
)
らぬことを
言
(
い
)
ふのであるが、
何處
(
どこ
)
かに
又
(
また
)
善良
(
ぜんりやう
)
なる
性質
(
せいしつ
)
が
微
(
ほのか
)
に
聞
(
きこ
)
える、
其言
(
そのことば
)
の
中
(
うち
)
か、
聲
(
こゑ
)
の
中
(
うち
)
かに
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
“秩序”の意味
《名詞》
秩 序(ちつじょ)
物事の正しい順序。
(出典:Wiktionary)
“秩序(社会秩序)”の解説
社会秩序(しゃかいちつじょ、en: social order)とは、混乱がなく統制された社会の状態、また、そのような状態を維持するための制度や仕組みをいう。社会学、歴史学、その他の社会科学において用いられる概念である。
(出典:Wikipedia)
秩
常用漢字
中学
部首:⽲
10画
序
常用漢字
小5
部首:⼴
7画
“秩序”で始まる語句
秩序立
秩序的
秩序美
秩序整然