“眞實:ほんたう” の例文
“眞實:ほんたう”を含む作品の著者(上位)作品数
野村胡堂9
国木田独歩2
島崎藤村2
ウィリアム・シェークスピア1
シャーロット・ブロンテ1
“眞實:ほんたう”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 諸芸・娯楽 > 射倖ゲーム100.0%
文学 > 英米文学 > 戯曲33.3%
文学 > フランス文学 > 小説 物語1.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「それだけ解つて居るなら、どうしてむじつの世之次郎を縛つて、眞實ほんたう下手人げしゆにんを逃して置いたのだ」
「それは變つた話を聞くものだな、本所の狸囃子といふのは話の種にはなつて居るが、眞實ほんたうにそんなものがあるとは思はなかつたよ」
愚かな私は何事でも自分でつて見た上でなければ、眞實ほんたうにその意味を悟ることが出來ませんでした。
……いて、眞實ほんたうにはなさるまい、伏木ふしき汽船きせんが、兩會社りやうくわいしやはげしく競爭きやうさうして
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
祖母樣ばゝさま、お前さまは眞實ほんたうの祖母樣かなし……一寸背後うしろを向いて見さつせれ……』
たらよろしく被仰おつしやつください、』とぼく眞實ほんたうにしないのでむすめだまつてわらつてた。
湯ヶ原より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
君が楠野さん所へ行つた後にだね、「肇さんももう廿三と云へや子供でもあるまいに姉さんが什麽どんなに心配してるんだか、眞實ほんたうに困つちまふ」つてね。
漂泊 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
この男の口からみのるは何日いつかの自分の作を選した眞實ほんたうのもう一人を知つた。
木乃伊の口紅 (旧字旧仮名) / 田村俊子(著)
「それは解つてゐるが、主人の孫右衞門の眞實ほんたうの娘ではないといふことだな」
銭形平次捕物控:311 鬼女 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
「そりや善いお母さんです。眞實ほんたうの母でもあんなにはしてくれないでせう」
きつと眞實ほんたうの下手人を搜して下さるに違ひない——と斯う言つてくれました
じやがづラクダルさんに試驗しけんをしてもらはなければならぬ、其上でお前に怠惰屋なまけやになるだけの眞實ほんたう力倆りきりやうがあるときまれば
怠惰屋の弟子入り (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
これはてんまで殘念ざんねんながら眞實ほんたうらしい。
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
晝のうち檢屍に來た係り同心には、幾太郎の無實を細々と説明した上、『眞實ほんたうの下手人は、今晩中に擧げてお目にかけます』と、八五郎はツイ大きな事を言つてしまつたのでした。
謔語じやうだんのつもりで言つたことは眞實ほんたうに成つて來た。
伊豆の旅 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
「羨ましいほどで、——みんな眞實ほんたうの姉妹と思つてをります」
「お前とは眞實ほんたうの姉妹ぢやなかつたのだな」
カピ妻 まだ眞實ほんたうの十四にはなりませぬ。
でもな、眞實ほんたう小額こびたひところ雛鷄ひよっこのお睾丸程きんたまほどおほきな腫瘤こぶ出來できましたぞや、あぶないことよの、それできつ啼入なきいらッしゃった。
呪ひの藁人形などを、わざ/\女結びの丁寧な繩で拵へる筈は無いのですから、これは、『女がやつたらしく見せかける爲か』でなければ眞實ほんたうに『女がこさへた藁人形でなければならない』ことになるのです。
「それは眞實ほんたうだらうな」
「若旦那は、大旦那の眞實ほんたうの子ではなく、遠い御親類から貰はれた人ですが、後添の御内儀と仲が惡い上、近頃大旦那にさからつてばかり居りますので、明日は親類の方々を呼んで、その席上で離縁になることに決つて居りました」
「きりゝとした女の人——眞實ほんたうにきりゝとした女の人だ、ね、ジエィン。大きくて、淺黒くて、快活で、カァセイジの貴婦人が持つてゐたに相違ないやうな髮を持つてゐる——おや! デントとリンとが厩にゐる! あの小門を通つて灌木くわんぼくの林を拔けて行きなさい。」