トップ
>
素知
ふりがな文庫
“素知”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そし
96.4%
そしら
3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そし
(逆引き)
と屏風を開けて入り、其の人を見ると、秋月喜一郎という重役ゆえ、源兵衞は
肝
(
きも
)
を
潰
(
つぶ
)
し、胸にぎっくりと
応
(
こた
)
えたが、
素知
(
そし
)
らぬ
体
(
てい
)
にて。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
およそ父の弱点が喜びさうなところを
衝
(
つ
)
いて、
素知
(
そし
)
らぬ顔で父の気分を持ち直させることに、
気敏
(
けざと
)
い
幇間
(
ほうかん
)
のやうな妙を得てゐた。
過去世
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
素知(そし)の例文をもっと
(27作品)
見る
そしら
(逆引き)
呼出
(
よびいだ
)
し
突合
(
つきあは
)
せの上吟味有りけるに長庵三次に向ひ
拙者
(
せつしや
)
は村井長庵と申町醫なり貴樣には何と
云
(
いふ
)
人
(
ひと
)
成
(
なる
)
や見し事も無き御方なりと
素知
(
そしら
)
ぬ顏して云ひけるを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
欵待
(
もてなし
)
置て早々文藏方へいたり只今我等方へ御侍士一人御入にて
斯樣々々
(
かやう/\
)
の御尋ねあり貴樣に後暗き事の有べき樣なけれど一
應
(
おう
)
申聞ると申せしに文藏は
内心
(
ないしん
)
ぎよつとなせしかども
素知
(
そしら
)
ぬ體にて其は一向心當りもなしと申を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
素知(そしら)の例文をもっと
(1作品)
見る
素
常用漢字
小5
部首:⽷
10画
知
常用漢字
小2
部首:⽮
8画
“素”で始まる語句
素人
素
素直
素性
素振
素気
素朴
素足
素姓
素破
“素知”のふりがなが多い著者
ジュール・ルナール
加藤道夫
徳冨蘆花
二葉亭四迷
作者不詳
夏目漱石
薄田泣菫
三遊亭円朝
樋口一葉
有島武郎