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山本
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やまもと
ふりがな文庫
“
山本
(
やまもと
)” の例文
そして、そこから、ヌウッとすがたをあらわしたのは、なんと、園田さんのうちの、
山本
(
やまもと
)
という書生だったではありませんか。
塔上の奇術師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
どこも
就職難
(
しゅうしょくなん
)
は
同
(
おな
)
じい。ことに
都会
(
とかい
)
はなおさらだときいている。それを、こういうのも、じつは、
昔
(
むかし
)
、
私
(
わたし
)
の
教
(
おし
)
えた
子
(
こ
)
で、
山本
(
やまもと
)
という
感心
(
かんしん
)
な
少年
(
しょうねん
)
があった。
空晴れて
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
その七、八人の中から、わけても真犯人としての嫌疑をかけられているのは
山本
(
やまもと
)
と
河瀬
(
かわせ
)
とであった。
仮装観桜会
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
ある家の前まで来ると不意に「
山本
(
やまもと
)
さんの……セツ子さんのおうちはここよ」
芝刈り
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
マラッカの
山本
(
やまもと
)
に霞たなびけりあたたかき国の霞かなしも
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
▼ もっと見る
「
山本
(
やまもと
)
さん、さあ、そちらへおかけください」
愚人の毒
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
と
何
(
なに
)
につけても
忍
(
しの
)
ばるゝは
又
(
また
)
彼
(
か
)
の
人
(
ひと
)
の
事
(
こと
)
なりしが
思
(
おも
)
ひきや
孃
(
じよう
)
さま
明日今日
(
きのふけふ
)
のお
物思
(
ものおも
)
ひ
命
(
いのち
)
にかけてお
慕
(
した
)
ひなさるゝ
主
(
ぬし
)
はと
問
(
と
)
へば
杉原
(
すぎはら
)
三
郎
(
らう
)
どのとや
三輪
(
みわ
)
の
山本
(
やまもと
)
しるしは
無
(
な
)
けれど
尋
(
たづ
)
ぬる
人
(
ひと
)
ぞと
知
(
し
)
る
悲
(
かな
)
しさ
御存
(
ごぞん
)
じ
無
(
な
)
ければこそ
召使
(
めしつか
)
ひの
我
(
わ
)
れふし
拜
(
をが
)
みてのお
頼
(
たの
)
み
孃
(
ぢやう
)
さま
不憫
(
いとし
)
やと
思
(
おも
)
はぬならねど
彼
(
か
)
の
人
(
ひと
)
何
(
なん
)
として
取持
(
とりも
)
たるべき
受合
(
うけあひ
)
ては
五月雨
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
あなの中に待ちぶせしていたのは、少年探偵団の中でも、もっとも勇気があり、力の強い、中学二年生の
山本
(
やまもと
)
、
酒井
(
さかい
)
、
清水
(
しみず
)
の三少年でした。
鉄人Q
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
そんなことを
考
(
かんが
)
えながら、
壁
(
かべ
)
の
方
(
ほう
)
へ
頭
(
あたま
)
を
向
(
む
)
けると、
山本
(
やまもと
)
からもらった
花
(
はな
)
が、かわいらしい
影
(
かげ
)
を
落
(
お
)
としていました。
僕が大きくなるまで
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
黄櫨
(
はぜ
)
もみぢこの
山本
(
やまもと
)
にさやかにて
慌
(
あわただ
)
しくも秋は深まむ
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
先生
(
せんせい
)
はこうなると六
年生
(
ねんせい
)
をいいとはいえませんでした。しばらく、
先生
(
せんせい
)
は
黙
(
だま
)
っていられると、六
年
(
ねん
)
の
山本
(
やまもと
)
が
眼鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
だが何もそんなに
威張
(
いば
)
るこたあなかろうぜ。元は貴様も俺と同じ
山本
(
やまもと
)
商会の使用人じゃないか。
悪魔の紋章
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
「
家
(
うち
)
へいって、あやまらなくても、
半分
(
はんぶん
)
弁償
(
べんしょう
)
すればいいだろう。」と
山本
(
やまもと
)
は、
小西
(
こにし
)
に
味方
(
みかた
)
して、いいました。
眼鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
先生
(
せんせい
)
、こんなすずめの
巣
(
す
)
をお
教室
(
きょうしつ
)
へ
持
(
も
)
って
入
(
はい
)
るのです。」と、六
年
(
ねん
)
の
山本
(
やまもと
)
が、
告
(
つ
)
げました。
眼鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
山本
(
やまもと
)
、そう
毎日
(
まいにち
)
おくれてきて、どうするんだね。」と、
先生
(
せんせい
)
は、きびしい
目
(
め
)
つきで、
友吉
(
ともきち
)
をにらみました。そして、その
時間
(
じかん
)
の
終
(
お
)
わるまで、
教壇
(
きょうだん
)
のそばに
立
(
た
)
たせられたのです。
僕が大きくなるまで
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
と、
山本
(
やまもと
)
くんが、じょうだんをいって
笑
(
わら
)
いました。それをきいて一
同
(
どう
)
が
笑
(
わら
)
い
出
(
だ
)
しました。
時計と窓の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
先生
(
せんせい
)
、
山本
(
やまもと
)
くんは、
働
(
はたら
)
いているので、
遅刻
(
ちこく
)
したのです。」と、いいました。
僕が大きくなるまで
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
いつか、
山本
(
やまもと
)
くんが
遊
(
あそ
)
びにきて、ラジオを
聞
(
き
)
きながら、この
時計
(
とけい
)
を
見
(
み
)
あげて
時計と窓の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
君
(
きみ
)
がいってくれたら、
山本
(
やまもと
)
くんも
喜
(
よろこ
)
ぶだろう。ただ
注意
(
ちゅうい
)
することは、
第
(
だい
)
一に、なにごとも
忍耐
(
にんたい
)
だ。つぎに、
男子
(
だんし
)
というものは、
心
(
こころ
)
に
思
(
おも
)
ったことは、はきはきと
返事
(
へんじ
)
をすることを
忘
(
わす
)
れてはならぬ。
空晴れて
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
本
常用漢字
小1
部首:⽊
5画
“山本”で始まる語句
山本先生
山本実彦
山本鼎
山本勘介
山本北山
山本譲治
山本志丈
山本宗英
山本物次郎
山本権兵衛