“山本志丈”の読み方と例文
読み方割合
やまもとしじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて其の年も暮れ、あくれば嬢様は十七歳にお成りあそばしました。こゝにかねて飯島様へお出入でいりのお医者に山本志丈やまもとしじょうと申す者がございます。
新三郎は其の数ヶ月ぜん医者坊主いしゃぼうず山本志丈やまもとしじょうといっしょに亀戸かめいどへ梅見に往って、其の帰りに志丈の知っている横川の飯島平左衛門いいじまへいざえもんと云う旗下はたもとの別荘へ寄ったが、其の時平左衛門の一人娘のおつゆを知り
円朝の牡丹灯籠 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)