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孝行
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こうこう
ふりがな文庫
“
孝行
(
こうこう
)” の例文
真吉
(
しんきち
)
は、
大
(
おお
)
きくなってから、りっぱな
商人
(
しょうにん
)
になりました。そして、お
母
(
かあ
)
さんによく
孝行
(
こうこう
)
をつくしたということであります。
真吉とお母さん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
びっくりして、おはぐろを
半分
(
はんぶん
)
つけかけたまま、すずめはおかあさんの
所
(
ところ
)
へ
駆
(
か
)
けつけて
行
(
い
)
きました。
神
(
かみ
)
さまはすずめの
孝行
(
こうこう
)
なことをおほめになって
物のいわれ
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
縹緻
(
きりょう
)
がよくって
孝行
(
こうこう
)
で、その
上
(
うえ
)
愛想
(
あいそう
)
ならとりなしなら、どなたの
眼
(
め
)
にも
笠森
(
かさもり
)
一、お
腹
(
なか
)
を
痛
(
いた
)
めた
娘
(
むすめ
)
を
賞
(
ほ
)
める
訳
(
わけ
)
じゃないが、あたしゃどんなに
鼻
(
はな
)
が
高
(
たか
)
いか。……
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
現世
(
げんせ
)
で
何一
(
なにひと
)
つ
孝行
(
こうこう
)
らしい
事
(
こと
)
もせず、ただ
一人
(
ひとり
)
先立
(
さきだ
)
ってこちらの
世界
(
せかい
)
に
引越
(
ひきこ
)
して
了
(
しま
)
ったのかと
考
(
かんが
)
えますと、
何
(
なん
)
ともいえずつらく、
悲
(
かな
)
しく、
残
(
のこ
)
り
惜
(
お
)
しく、
相済
(
あいす
)
まなく
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
僕
(
ぼく
)
はほんとうに
孝行
(
こうこう
)
だなあ。
貝の火
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
▼ もっと見る
しかし
僕
(
ぼく
)
たちは、いつまでも
子供
(
こども
)
ではおられないだろう。みんなは
大
(
おお
)
きくなって、この
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
のためにつくし、
親
(
おや
)
に
孝行
(
こうこう
)
をしなければならぬのだ。
風雨の晩の小僧さん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
せっかく
孝行
(
こうこう
)
な
子供
(
こども
)
になろうと
思
(
おも
)
っても、
親
(
おや
)
のいなくなったのを、
鳩
(
はと
)
は
今
(
いま
)
でもくやしがっているのだそうです。
物のいわれ
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
そして、
翌日
(
よくじつ
)
のその
新聞
(
しんぶん
)
には、
大
(
おお
)
きな
見出
(
みだ
)
しで、
孝行
(
こうこう
)
の
少年
(
しょうねん
)
の
記事
(
きじ
)
が、
写真
(
しゃしん
)
とともに
載
(
の
)
せられていました。
街の幸福
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そのくせ
気
(
き
)
だてはごくやさしくって、おじいさんとおばあさんによく
孝行
(
こうこう
)
をしました。
桃太郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
おまえが、まだ
物心
(
ものごころ
)
のつかないころだったよ。この
村
(
むら
)
に、おつるさんといって、
孝行
(
こうこう
)
の
娘
(
むすめ
)
さんがあった。
万の死
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
おさくは、その
後
(
のち
)
は、
工場
(
こうば
)
へいって、
働
(
はたら
)
くことになりました。そして、お
母
(
かあ
)
さんに、
孝行
(
こうこう
)
をしました。
おさくの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ことに
孝行
(
こうこう
)
の
姉
(
あね
)
は、
昼
(
ひる
)
となく、
夜
(
よる
)
となく
看病
(
かんびょう
)
をして、どうかして
父親
(
ちちおや
)
の
目
(
め
)
がなおらないものかと
心
(
こころ
)
を
傷
(
いた
)
めました。
姉
(
あね
)
の
疲
(
つか
)
れたときは、
妹
(
いもうと
)
がかわって
看病
(
かんびょう
)
をいたしました。
木と鳥になった姉妹
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「しかし、
君
(
きみ
)
には、まだ、お
父
(
とう
)
さんがあるからいい。せいぜい
孝行
(
こうこう
)
をしてあげたまえ。」
世の中へ出る子供たち
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
父上
(
ちちうえ
)
も、どうかこちらへいらして、
親子
(
おやこ
)
いっしょにお
暮
(
く
)
らしくださいませんか。
私
(
わたし
)
どもも、まだ
子供
(
こども
)
のないうちに
孝行
(
こうこう
)
したいと
思
(
おも
)
います、というようなことが
書
(
か
)
いてありました。
とうげの茶屋
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
昔
(
むかし
)
、十二、三になったばかりの、
孝行
(
こうこう
)
のむすこが、
医者
(
いしゃ
)
が
見
(
み
)
はなした
母親
(
ははおや
)
の
病気
(
びょうき
)
を、なおしたい一
心
(
しん
)
で、
不動尊
(
ふどうそん
)
に
願
(
がん
)
をかけて、あの
頂上
(
ちょうじょう
)
まで、お
水
(
みず
)
をもらいに
上
(
のぼ
)
ったことがあると、
聞
(
き
)
いたが。
雲のわくころ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
この
町
(
まち
)
から二
里
(
り
)
ばかり
離
(
はな
)
れた、さびしい
村
(
むら
)
に、
貧
(
まず
)
しい
暮
(
く
)
らしをしている
勇吉
(
ゆうきち
)
の
家
(
いえ
)
では、
母親
(
ははおや
)
の
病気
(
びょうき
)
が
募
(
つの
)
るばかりなので、
孝行
(
こうこう
)
の
少年
(
しょうねん
)
、
勇吉
(
ゆうきち
)
は、どうしていいかわからず、おどおどとしていました。
一粒の真珠
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
孝
常用漢字
小6
部首:⼦
7画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“孝行”で始まる語句
孝行者
孝行娘
孝行息子