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中心
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ちゆうしん
ふりがな文庫
“
中心
(
ちゆうしん
)” の例文
さうして
學者
(
がくしや
)
も
文學者
(
ぶんがくしや
)
も、かならずしも
上流社會
(
じようりうしやかい
)
の
人々
(
ひと/″\
)
ばかりでなく、かへって
低
(
ひく
)
い
位置
(
いち
)
の
人
(
ひと
)
の
方
(
ほう
)
に
中心
(
ちゆうしん
)
が
移
(
うつ
)
つて
來
(
く
)
るようになりました。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
地球上
(
ちきゆうじよう
)
でも、
赤道
(
せきどう
)
を
中心
(
ちゆうしん
)
にして
兩極
(
りようきよく
)
に
向
(
むか
)
ふにしたがひ、
又
(
また
)
は
海岸
(
かいがん
)
から
高
(
たか
)
い
山
(
やま
)
へ
登
(
のぼ
)
るにつれて、その
寒暖
(
かんだん
)
の
差
(
さ
)
に
應
(
おう
)
じ、しぜんとそこに
生
(
は
)
える
樹木
(
じゆもく
)
の
種類
(
しゆるい
)
が
違
(
ちが
)
ひ
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
あゝ孤独よ! 彼は自ら求めて社会の外を歩みながらも、
中心
(
ちゆうしん
)
実に孤独の感に堪えなかつた。
空知川の岸辺
(新字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
『
私
(
わたし
)
は
何處
(
どこ
)
か
地球
(
ちきう
)
の
中心
(
ちゆうしん
)
近
(
ぢか
)
くへ
出
(
で
)
なければならない。オヤ、どうも四千
哩
(
マイル
)
下
(
お
)
りたらしいよ—』
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
例
(
たと
)
へば
阿蘇山
(
あそざん
)
の
活動
(
かつどう
)
の
中心
(
ちゆうしん
)
たる
中岳
(
なかだけ
)
は
南北
(
なんぼく
)
に
長
(
なが
)
い
噴火口
(
ふんかこう
)
を
有
(
ゆう
)
し、
通常
(
つうじよう
)
熱湯
(
ねつとう
)
を
湛
(
たゝ
)
へてゐるが、これが
數箇
(
すうこ
)
に
區分
(
くぶん
)
せられてゐるので
北
(
きた
)
の
池
(
いけ
)
を
阿蘇
(
あそ
)
の
開祖
(
かいそ
)
と
稱
(
とな
)
へられてゐる
建磐龍命
(
たけいはたつのみこと
)
の
靈場
(
れいじよう
)
とし、
中
(
なか
)
の
池
(
いけ
)
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
▼ もっと見る
今頃
(
いまごろ
)
は
現代思潮
(
げんだいしてう
)
の
中心
(
ちゆうしん
)
となつてゐたであらうと
思
(
おも
)
はれます。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
シイボルトを
中心
(
ちゆうしん
)
とせるのみならずなほ
洋学
(
やうがく
)
の
源
(
みなもと
)
とほし
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
が、こゝを
中心
(
ちゆうしん
)
として
見
(
み
)
ると、どうしても
良經
(
よしつね
)
の
歌
(
うた
)
から、
暗示
(
あんじ
)
を
得
(
え
)
て
作
(
つく
)
つたに
違
(
ちが
)
ひありません。そして
良經
(
よしつね
)
の
歌
(
うた
)
の
氣分
(
きぶん
)
をすっかり
取
(
と
)
つて、
一種
(
いつしゆ
)
の
歌
(
うた
)
に
纏
(
まと
)
めてゐます。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
ですから
地球
(
ちきゆう
)
が、かりに
山
(
やま
)
がなくて
一面
(
いちめん
)
の
平地
(
へいち
)
であつたならば、それらの
緑
(
みどり
)
の
地帶
(
ちたい
)
は、
赤道
(
せきどう
)
を
中心
(
ちゆうしん
)
にこれに
並行
(
へいこう
)
して、
北
(
きた
)
と
南
(
みなみ
)
とへ
美
(
うつく
)
しい
環
(
わ
)
をえがいて、
地球
(
ちきゆう
)
を
取
(
と
)
り
卷
(
ま
)
いてゐるはずですが
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
この
山
(
やま
)
は
平均
(
へいきん
)
十年毎
(
じゆうねんごと
)
に
一回
(
いつかい
)
ぐらゐ
爆發
(
ばくはつ
)
し、
山側
(
さんそく
)
に
生
(
しよう
)
ずる
裂
(
さ
)
け
目
(
め
)
の
彼方此方
(
かなたこなた
)
を
中心
(
ちゆうしん
)
として
鎔岩
(
ようがん
)
を
流
(
なが
)
し、
或
(
あるひ
)
は
噴出物
(
ふんしゆつぶつ
)
によつて
小圓錐形
(
しようえんすいけい
)
の
寄生火山
(
きせいかざん
)
を
形作
(
かたちづく
)
るなどする、つぎに
郵船
(
ゆうせん
)
がメシナ
海峽
(
かいきよう
)
を
通過
(
つうか
)
すると
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
けれどもこの
作者
(
さくしや
)
の
中心
(
ちゆうしん
)
として
詠
(
よ
)
んでゐるのは、そんなところでなく、
何事
(
なにごと
)
もないごく
退
(
たい
)
くつな
生活
(
せいかつ
)
をしてゐる
人
(
ひと
)
が、けふもまた
暮
(
く
)
れて、
蜩
(
ひぐらし
)
が
鳴
(
な
)
いてゐるとかう
思
(
おも
)
つてゐて
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“中心”の解説
中心(ちゅうしん、en: Center)とは、一般に図形のちょうど真ん中に位置する1点のことをいい、円や楕円、球などの図形では重心に一致する。
記号では原点(origin)を表す O や、center の頭文字の C と表記されることが多い。
(出典:Wikipedia)
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
“中心”で始まる語句
中心點
中心圏
中心地
中心点
中心主力
中心市場