“靈場”のいろいろな読み方と例文
新字:霊場
読み方割合
れいじよう50.0%
れいぢやう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
火山かざん噴火ふんか鳴動めいどう神業かみわざかんがへたのは日本につぽんばかりではないが、とく日本につぽんにおいてはそれがなり徹底てつていしてゐる。まづ第一だいゝちに、噴火口ふんかこうかみたまへる靈場れいじよう心得こゝろえたことである。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
みなみいけを、それ/″\奧方おくがた阿蘇津妃命あそつひめのみこと長子ちようしたる速瓶玉命はやみかたまのみこと靈場れいじようかんがへられてあつた。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
一向にわきまへずして感應院後住ごぢうの儀は存じもよらず爰にさればひとつの御願ひあり何卒當年たうねんより五ヶ年の間諸國修行致し諸寺しよじ諸山しよざん靈場れいぢやうふみ難行苦行を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
しつゝなさあるいへ乳貰ちもらひにおもむ漸々やう/\にしてそだつれ共ちゝたらざれば泣しづむ子よりもなほかなしく思ひ最う此上は神佛しんぶつ加護かごあづかるより他事無しと吉兵衞は祇園ぎをん清水きよみづ其外靈場れいぢやう祈誓きせいかけ精神せいしん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)