“霊場”のいろいろな読み方と例文
旧字:靈場
読み方割合
れいじょう75.0%
れいぢやう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なににしろ婦女おんな亀鑑かがみとしてられた御方おかた霊場れいじょうなので、三浦家みうらけでも代々だいだいあそこを大切たいせつ取扱とりあつかってたらしいのでございます。
坂東ばんどう第二番の巡拝所じゅんぱいじょ、名高い霊場れいじょうでございますが、唯今ただいまではとんとその旧跡きゅうせきとでも申すようになりました。
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
かくて里人あつまりて、寺内を清め、修理しゆりをもよほし、禅師をしたふとみてここに住ましめけるより、一五九もと密宗みつしゆうをあらためて、一六〇曹洞さうとう霊場れいぢやうをひらき給ふ。