“洋学”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ようがく66.7%
やうがく33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
当時、諭吉はきゅう中津藩なかつはんの士族にして、つと洋学ようがくに志し江戸に来て藩邸内はんていないに在りしが、軍艦の遠洋航海えんようこうかいを聞き、外行がいこうねんみずから禁ずるあたわず。
ペンのごときは僕らが始めて洋学ようがくおさめるころには筆またはかねの筆と訳したものだ。しかるに今は日本のすみずみに行ってもペンで通る。かねの筆というよりはペンというほうがむしろ簡便である。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
シイボルトを中心ちゆうしんとせるのみならずなほ洋学やうがくみなもととほし
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)