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銀貨
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ぎんか
ふりがな文庫
“
銀貨
(
ぎんか
)” の例文
この
金貨
(
きんか
)
は、
西
(
にし
)
の
国
(
くに
)
の
金貨
(
きんか
)
だ。この
金貨
(
きんか
)
は、
東
(
ひがし
)
の
国
(
くに
)
の
金貨
(
きんか
)
だ。この
銀貨
(
ぎんか
)
は、
重
(
おも
)
い。しかしこちらの
銀貨
(
ぎんか
)
のほうは、もっと
目方
(
めかた
)
がある。
汽船の中の父と子
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ちょうど、お月さまが明るくてっていて、うちのまえにしいてある白い小石が、まるで
銀貨
(
ぎんか
)
のように、きらきらひかっていました。
ヘンゼルとグレーテル
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
かれは一スーずつためては新しい十スー、二十スーの
銀貨
(
ぎんか
)
とかえてだいじに持っていた。そういうかれの申し出は、わたしを心から感動させた。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
「ほんとうに、
銀貨
(
ぎんか
)
だと思うかい?」と、カラスたちは言いました。そして、その目は
欲
(
よく
)
にくらんでキラキラ光りました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
ナイフは
真珠貝
(
しんじゅがい
)
の
柄
(
え
)
のついた
綺麗
(
きれい
)
なものだったし、一ルーブリ
銀貨
(
ぎんか
)
はのっぴきならぬ
用
(
よう
)
にいるのであった。で、
先生
(
せんせい
)
のところへいいつけに
行
(
い
)
った。
身体検査
(新字新仮名)
/
フョードル・ソログープ
(著)
▼ もっと見る
ジョバンニはおじぎをすると
扉
(
とびら
)
をあけて計算台のところに来ました。すると
白服
(
しろふく
)
を
着
(
き
)
た人がやっぱりだまって小さな
銀貨
(
ぎんか
)
を一つジョバンニに
渡
(
わた
)
しました。
銀河鉄道の夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
太陽
(
たいよう
)
の
光
(
ひかり
)
はまぶしく、
銀貨
(
ぎんか
)
の
面
(
おもて
)
に
反射
(
はんしゃ
)
しました。みんなは、この
光
(
ひかり
)
をおそれるように
後退
(
あとしさ
)
りをしました。そして、
目
(
め
)
をみはりました。
幸福に暮らした二人
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ちょうどお月さまが、ひるのようにあかるく照っていて、うちの前にしいてある白い
小砂利
(
こじゃり
)
が、それこそ
銀貨
(
ぎんか
)
のように、きらきらしていました。
ヘンゼルとグレーテル
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
花むこさまはいちばんおしまいに
残
(
のこ
)
ったが、五フランの
銀貨
(
ぎんか
)
をぼうしに落としてくれた。ぼうしは金貨でいっぱいになった。なんという幸せだ。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
なぜって、かめの中は、ほとんどふちまで、小さな、うすい
銀貨
(
ぎんか
)
が、いっぱいにつまっていたのです。これでは、中にはいることもできません。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
めっかりました、
先生
(
せんせい
)
。エピファーノフが自分で持ってたんです。ポケットに
穴
(
あな
)
があいてたもんですから、ナイフも
銀貨
(
ぎんか
)
も
長靴
(
ながぐつ
)
ん中へ落ちてたんです。
身体検査
(新字新仮名)
/
フョードル・ソログープ
(著)
洋傘
(
ようがさ
)
直しは
帽子
(
ぼうし
)
をとり
銀貨
(
ぎんか
)
と
銅貨
(
どうか
)
とを
受
(
う
)
け
取
(
と
)
ります。
チュウリップの幻術
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
船
(
ふね
)
の
中
(
なか
)
でも、
二人
(
ふたり
)
は、おじいさんからもらった
銀貨
(
ぎんか
)
を
出
(
だ
)
して、かわるがわるそれを
掌
(
て
)
の
上
(
うえ
)
にのせては、
額
(
ひいた
)
を
合
(
あ
)
わせてのぞきながら
幸福に暮らした二人
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「いや、いけない、いけない! このオヤユビ
小僧
(
こぞう
)
に、
銀貨
(
ぎんか
)
をださせないうちに、ひき
裂
(
さ
)
いてしまったら、ハヤテさんはなんて言うだろうかね?」
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
「ぼくは五フランの
銀貨
(
ぎんか
)
を二つ持っている。一つあげよう。きみがもらってくれると、ぼくはずいぶんうれしいんだ」
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
二年生のエピファーノフが、ナイフと一ルーブリ
銀貨
(
ぎんか
)
をなくしたのである。この
赤
(
あか
)
いほっぺたをした
太
(
ふと
)
っちょの子供は、
盗難
(
とうなん
)
に気がつくと、わっと
泣声
(
なきごえ
)
をあげた。
身体検査
(新字新仮名)
/
フョードル・ソログープ
(著)
小砂利は、吹き上がって来たばかりの
銀貨
(
ぎんか
)
みたいに、ぴかぴか光って、路しるべしてくれました。
ヘンゼルとグレーテル
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
「おじいさん、わたしが、
拾
(
ひろ
)
ってあげます。」と、
少女
(
しょうじょ
)
はいって、
銀貨
(
ぎんか
)
や、
銅貨
(
どうか
)
を
拾
(
ひろ
)
って、
按摩
(
あんま
)
の
財布
(
さいふ
)
の
中
(
なか
)
にいれてやりました。
海からきた使い
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
さてとうとう
銀貨
(
ぎんか
)
が一
枚
(
まい
)
おく
深
(
ふか
)
いかくしの中からほり出されて、ぼんの中にはいることになった。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
小石は、あたらしい
銀貨
(
ぎんか
)
みたいにぴかぴかひかって、ふたりに道をおしえてくれました。ふたりは、ひと
晩
(
ばん
)
じゅう歩きつづけて、
夜
(
よ
)
のあけるころに、やっとおとうさんの家にかえってきました。
ヘンゼルとグレーテル
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
「お
父
(
とう
)
さん、そんなに、
金貨
(
きんか
)
や、
銀貨
(
ぎんか
)
を、たくさんためて、どうするんですか?」と、
子供
(
こども
)
は
父親
(
ちちおや
)
に
向
(
む
)
かってききました。
汽船の中の父と子
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
けれどカピが帰って来るまではやめないはずであったから、やはりおどり
続
(
つづ
)
けた。かれはあわてなかった。一
枚
(
まい
)
の
銀貨
(
ぎんか
)
ももらえないとみると、前足を上げてその人のかくしをたたいた。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
そうして、いままでよりか、みんなに一つ
欲望
(
よくぼう
)
が
増
(
ま
)
したので、いつか、この
光
(
ひか
)
る
銀貨
(
ぎんか
)
のために
争
(
あらそ
)
いが
起
(
お
)
こらなければならなく
思
(
おも
)
われたのでした。
幸福に暮らした二人
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「おじいさん、
銀貨
(
ぎんか
)
が一つ
落
(
お
)
ちていた。」といって、
手
(
て
)
をさしだすと、じいさんはあわてて、
金
(
かね
)
を
取
(
と
)
り
返
(
かえ
)
そうとした。
乞食
(
こじき
)
の
子
(
こ
)
は
手
(
て
)
をひっこめた。
つばめと乞食の子
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
よく
見
(
み
)
ると、それは、みんな
星
(
ほし
)
ではなく、
金貨
(
きんか
)
に、
銀貨
(
ぎんか
)
に、
宝石
(
ほうせき
)
や、
宝物
(
ほうもつ
)
の
中
(
なか
)
に
自分
(
じぶん
)
はすわっているのである。もう、こんなうれしいことはない。
北の国のはなし
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そのはずみに、
懐中
(
ふところ
)
の
財布
(
さいふ
)
を
落
(
お
)
とすと、
口
(
くち
)
が
開
(
あ
)
いて、
銀貨
(
ぎんか
)
や、
銅貨
(
どうか
)
がみんなあたりにころがってしまったのでした。
海からきた使い
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「おばさん、
今夜
(
こんや
)
はこんなに、たくさんお
金
(
かね
)
が
集
(
あつ
)
まりましたよ。」と
少女
(
しょうじょ
)
は、そこに
落
(
お
)
ちている
銅貨
(
どうか
)
や
銀貨
(
ぎんか
)
を
拾
(
ひろ
)
って、
女
(
おんな
)
の
手
(
て
)
に
渡
(
わた
)
したのでした。すると
女
(
おんな
)
は
ある冬の晩のこと
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
父親
(
ちちおや
)
が、
金貨
(
きんか
)
や、
銀貨
(
ぎんか
)
が、だんだん
航海
(
こうかい
)
するたびにたまってくるのを、うれしそうにながめながら
汽船の中の父と子
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
おはるは、
用事
(
ようじ
)
をすまして、おうちへかえると、
自分
(
じぶん
)
がしまっておいたお
給金
(
きゅうきん
)
の
中
(
なか
)
から、五十
銭
(
せん
)
銀貨
(
ぎんか
)
を一
枚
(
まい
)
とりだしました。そして、
紙
(
かみ
)
につつんで
交番
(
こうばん
)
の
巡査
(
おまわり
)
さんのところへもっていきました。
朝の公園
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
するとじいさんは、ほんとうにこの
子
(
こ
)
が
銀貨
(
ぎんか
)
を
拾
(
ひろ
)
ったと
思
(
おも
)
いこんで
つばめと乞食の子
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“銀貨”の意味
《名詞》
銀貨(ぎんか)
銀を主な成分として鋳造される貨幣。
(出典:Wiktionary)
“銀貨”の解説
銀貨(ぎんか)とは、銀を素材として作られた貨幣をいう。古来、金貨・銅貨とともに世界各地で流通した。
(出典:Wikipedia)
銀
常用漢字
小3
部首:⾦
14画
貨
常用漢字
小4
部首:⾙
11画
“銀貨”で始まる語句
銀貨入