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添
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そへ
ふりがな文庫
“
添
(
そへ
)” の例文
これらの
真景
(
しんけい
)
をも
其座
(
そのざ
)
にうつしとりたるを
添
(
そへ
)
て
贈
(
おく
)
りしに、玉山翁が
返書
(
へんしよ
)
に、
北越
(
ほくゑつ
)
の雪
我
(
わ
)
が
机上
(
きしやう
)
にふりかゝるがごとく目をおどろかし候
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
付させられ
懷姙
(
くわいにん
)
し母お三婆の
許
(
もと
)
へ歸る
砌
(
みぎり
)
御手づから御
墨付
(
すみつき
)
と御
短刀
(
たんたう
)
を
添
(
そへ
)
て下し置れしが御懷姙の
若君
(
わかぎみ
)
は御
誕生
(
たんじやう
)
の夜
空
(
むな
)
しく
逝去遊
(
おかくれあそ
)
ばせしを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
卯平
(
うへい
)
の
心
(
こゝろ
)
も
假令
(
たとひ
)
一
時的
(
じてき
)
でも
周圍
(
しうゐ
)
の
刺戟
(
しげき
)
から
幾分
(
いくぶん
)
の
力
(
ちから
)
を
添
(
そへ
)
られて
或
(
ある
)
勢
(
いきほ
)
ひを
恢復
(
くわいふく
)
したのであつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
添
(
そへ
)
種々
(
いろ/\
)
禮物
(
れいもの
)
を
贈
(
おく
)
りけるゆゑ五八は
俄
(
にはか
)
分限
(
ぶげん
)
となり何れも
其家々
(
そのいへ/\
)
繁昌
(
はんじやう
)
なせし事實に
心實
(
しんじつ
)
程
(
ほど
)
大切
(
たいせつ
)
なるものはなしと皆々感じけるとなん
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
百樹曰、余牧之老人が此書の
稿本
(
かうほん
)
に
就
(
つき
)
て
増修
(
ぞうしう
)
の
説
(
せつ
)
を
添
(
そへ
)
、
上梓
(
じやうし
)
の
為
(
ため
)
に
傭書
(
ようしよ
)
へ
授
(
さづく
)
る一本を作るをりしも、老人が
寄
(
よせ
)
たる書中に
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
百樹曰、余牧之老人が此書の
稿本
(
かうほん
)
に
就
(
つき
)
て
増修
(
ぞうしう
)
の
説
(
せつ
)
を
添
(
そへ
)
、
上梓
(
じやうし
)
の
為
(
ため
)
に
傭書
(
ようしよ
)
へ
授
(
さづく
)
る一本を作るをりしも、老人が
寄
(
よせ
)
たる書中に
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
其方
懷姙
(
くわいにん
)
のよし我等
血筋
(
ちすぢ
)
に
相違
(
さうゐ
)
是なし
若
(
もし
)
男子
(
なんし
)
出生に於ては
時節
(
じせつ
)
を以て
呼出
(
よびいだ
)
すべし女子たらば其方の
勝手
(
かつて
)
に致すべし
後日
(
ごにち
)
證據
(
しようこ
)
の爲我等身に
添
(
そへ
)
大切に致候
短刀
(
たんたう
)
相添
(
あひそへ
)
遣
(
つか
)
はし置者也
依而
(
よつて
)
如件
(
くだんのごとし
)
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
これらの
図
(
づ
)
をなほ多くあつめ文を
添
(
そへ
)
させ私筆にて
例
(
れい
)
の
絵本
(
ゑほん
)
となし候はゞ、其
書
(
しよ
)
雪の
霏々
(
ひゝ
)
たるがごとく
諸国
(
しよこく
)
に
降
(
ふら
)
さん事
我
(
わ
)
が
筆下
(
ひつか
)
に
在
(
あ
)
りといはれたる
書翰
(
しよかん
)
、今猶
牧之
(
ぼくし
)
が
書笈
(
しよきふ
)
にをさめあり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
葺たる上に
算木
(
さんぎ
)
といふ物を
作
(
つく
)
り
添
(
そへ
)
石を
置
(
おき
)
て
鎮
(
おもし
)
とし風を
防
(
ふせぐ
)
の
便
(
たより
)
とす。これゆゑに雪をほりのくるといへどもつくすことならず、その雪のうへに
早春
(
さうしゆん
)
の雪ふりつもりて
凍
(
こほる
)
ゆゑ屋根のやぶれをしらず。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
此さゝら内へ
摺
(
すれ
)
ば
凶作
(
きようさく
)
なりとて
外
(
そと
)
へ/\とすりならす。又
志願
(
しぐわん
)
の者
兼
(
かね
)
て
普光寺
(
ふくわうじ
)
へ達しおきて、小桶に
神酒
(
みき
)
を入れ
盃
(
さかづき
)
を
添
(
そへ
)
て
献
(
けん
)
ず。山男
挑燈
(
てうちん
)
をもたせ人をおしわくる者廿人ばかりさきにすゝみて堂に入る。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
添
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
“添”を含む語句
添書
附添
添乳
差添
後添
川添
付添
心添
介添
連添
添臥
浦添
引添
河添
添上
相添
添遂
添寝
添状
口添
...