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口添
ふりがな文庫
“口添”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くちぞ
66.7%
くちぞへ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くちぞ
(逆引き)
金次は、間もなく許されて歸り、お辰は平次の
口添
(
くちぞ
)
へで、金次と祝言することになりました。
銭形平次捕物控:149 遺言状
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
私は叔母に
縋
(
すが
)
りついて詫びてもらおうと思った。が、叔母は先手を打って、祖母と一緒に私を
罵
(
ののし
)
り始めた。操さんも一緒にいたが、これももちろん、何一つ
口添
(
くちぞ
)
えしてはくれなかった。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
口添(くちぞ)の例文をもっと
(4作品)
見る
くちぞへ
(逆引き)
女房の
口添
(
くちぞへ
)
は粕漬や山の芋と違つて、
画家
(
ゑかき
)
の忘れ物を直ぐ思ひ出させる
効果
(
きゝめ
)
がある。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
御
免
(
ゆる
)
しなされ又お梅殿傳吉殿
那程
(
あれほど
)
捌
(
さば
)
けて申さるゝ故嫁御に致されしかるべしと皆々取なせば憑司は一同へ
打向
(
うちむか
)
ひ
此度
(
このたび
)
の一條は何と申樣もなき
悴
(
せがれ
)
の
不埓
(
ふらち
)
我は何樣御扱かひ
有
(
あり
)
迚
(
とて
)
も
勘辨
(
かんべん
)
なすべき譯ならねど村中の
口添
(
くちぞへ
)
に餘り愛相なき事故に
曲
(
まげ
)
て
差赦
(
さしゆる
)
せしにより人々は大に
悦
(
よろこ
)
び傳吉に昌次郎お梅を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
口添(くちぞへ)の例文をもっと
(2作品)
見る
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
添
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
“口”で始まる語句
口惜
口
口吻
口説
口髭
口籠
口許
口上
口調
口々
“口添”のふりがなが多い著者
金子ふみ子
作者不詳
有島武郎
薄田泣菫
海野十三
野村胡堂