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口添
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くちぞ
ふりがな文庫
“
口添
(
くちぞ
)” の例文
金次は、間もなく許されて歸り、お辰は平次の
口添
(
くちぞ
)
へで、金次と祝言することになりました。
銭形平次捕物控:149 遺言状
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
私は叔母に
縋
(
すが
)
りついて詫びてもらおうと思った。が、叔母は先手を打って、祖母と一緒に私を
罵
(
ののし
)
り始めた。操さんも一緒にいたが、これももちろん、何一つ
口添
(
くちぞ
)
えしてはくれなかった。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
と
口添
(
くちぞ
)
えすると、純次は低能者に特有な殺気立った眼を母の額の辺に向けて
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
ジュリアの
口添
(
くちぞ
)
えがあったから、すべて好条件で話が
纏
(
まとま
)
った。今日は見習かたがた「赤い苺の実」の三
場
(
ば
)
ばかりへ顔を出して貰いたいということになった。そして
大部屋
(
おおべや
)
の人たちに紹介してくれた。
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
添
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
“口”で始まる語句
口惜
口
口吻
口説
口髭
口籠
口許
口上
口調
口々