旧字:讀本
春吉君は、がたっとこしかけをうしろへのけ、直立不動のしせいをとり、読本を持った手を、思いきり顔から遠くへはなした。
ロシヤの読本や、ドイツの読本などに比べて見ると、この教育方法のいかに妥協的で表面的であるかといふことがわかる。
“読本”の解説
読本(よみほん)は、中国の白話小説の影響を受けて江戸時代後期に流行した伝奇風小説集。寛政の改革以降流行し、文化文政の頃全盛となり、明治になっても活字本として流布し読み継がれた。
(出典:Wikipedia)
(出典:Wikipedia)
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