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眞
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ほん
ふりがな文庫
“
眞
(
ほん
)” の例文
新字:
真
(笑ふ)
戲談
(
じゃうだん
)
が
今
(
いま
)
となって
眞
(
ほん
)
の
事
(
こと
)
になったと
思
(
おも
)
ふと! ほんに/\、千
年
(
ねん
)
生
(
い
)
きたとても、これが
忘
(
わす
)
れられることかいな。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
あら、しつとりしてるわ、
夜露
(
よつゆ
)
が
酷
(
ひど
)
いんだよ。
直
(
ぢか
)
にそんなものに
腰
(
こし
)
を
掛
(
か
)
けて、あなた
冷
(
つめた
)
いでせう。
眞
(
ほん
)
とに
養生深
(
やうじやうぶか
)
い
方
(
かた
)
が、
其
(
それ
)
に
御病氣
(
ごびやうき
)
擧句
(
あげく
)
だといふし、
惡
(
わる
)
いわねえ。
三尺角拾遺:(木精)
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
『おや然う。まあ
甚麽
(
どんな
)
にか宅ぢや御世話樣になりましたか、
眞
(
ほん
)
に遠い所をよく
入來
(
いらつしや
)
つた。まあ/\お二人共自分の家へ來た積りで、
緩
(
ゆつく
)
り見物でもなさいましよ。』
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
「滅多に傍へ寄せないが、鼻をかんだ紙へ黒いものがべつとり、
眞
(
ほん
)
物の
髭
(
ひげ
)
なら、鼻をかむ度毎に落ちる筈もありません。その上、あの聲だつて、猫撫で聲の裏聲で、餘つ程變ですよ」
銭形平次捕物控:306 地中の富
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
お前みたやうのが百人中間に有たとて少とも嬉しい事は無い、着きたい方へ何方へでも着きねへ、己れは人は頼まない
眞
(
ほん
)
の腕ッこで一度龍華寺とやりたかつたに、他處へ行かれては仕方が無い
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
▼ もっと見る
聞直八
其
(
それ
)
は
高價
(
たかい
)
私
(
わし
)
は百姓のことだから身には
少
(
すこし
)
も
構
(
かま
)
ひは無い見てくれさへ
宜
(
よけ
)
れば
好
(
いゝ
)
眞
(
ほん
)
の御
祝儀
(
しうぎ
)
差
(
ざし
)
だ
最
(
もう
)
些
(
ちつ
)
と負て下さい道具屋
否々
(
いへ/\
)
此品は
堅
(
かた
)
い
代物
(
しろもの
)
なれば夫よりは少しも
引
(
ひけ
)
やせんと是より
暫時
(
しばし
)
直段
(
ねだん
)
の
押引
(
おしひき
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
不運
(
ふうん
)
な
人達
(
ひとたち
)
が
臥
(
ね
)
ておりゃる
地盤
(
グラウンド
)
だけは
善
(
よ
)
う
見
(
み
)
えるが、
此
(
この
)
不運
(
ふうん
)
の
眞
(
ほん
)
の
原因
(
グラウンド
)
は、よう
査
(
しら
)
べて
見
(
み
)
ぬうちは
分
(
わか
)
らぬわい。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
「
眞
(
ほん
)
とに
毒
(
どく
)
ですよ、
冷
(
ひ
)
えると
惡
(
わる
)
いから
立
(
た
)
つていらつしやい、
立
(
た
)
つていらつしやいよ。
其
(
その
)
方
(
はう
)
が
増
(
まし
)
ですよ。」
三尺角拾遺:(木精)
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
お
前
(
まへ
)
みたやうのが百
人
(
にん
)
中間
(
なかま
)
に
有
(
あつ
)
たとて
少
(
ちつ
)
とも
嬉
(
うれ
)
しい
事
(
こと
)
は
無
(
な
)
い、
着
(
つ
)
きたい
方
(
はう
)
へ
何方
(
どこ
)
へでも
着
(
つ
)
きねへ、
己
(
お
)
れは
人
(
ひと
)
は
頼
(
たの
)
まない
眞
(
ほん
)
の
腕
(
うで
)
ッこで一
度
(
ど
)
龍華寺
(
りうげじ
)
とやりたかつたに、
他處
(
よそ
)
へ
行
(
ゆ
)
かれては
仕方
(
しかた
)
が
無
(
な
)
い
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
然し、それは言ふまでもなく
眞
(
ほん
)
の其の時の思ひ附きだつた。
我等の一団と彼
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
ヂュリ
眞
(
ほん
)
の
事
(
こと
)
は
讒訴
(
ざんそ
)
とは
言
(
い
)
はれぬ、ましてこれは
後言
(
かげごと
)
ではない、
直
(
ぢか
)
に
面
(
かほ
)
に
對
(
むか
)
うて
言
(
い
)
うてゐるのぢゃもの。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
『
何有
(
なあに
)
眞
(
ほん
)
の些とした事ですがね。』と、森川は笑つてゐる。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
『
眞
(
ほん
)
に
然
(
さ
)
うでごあんす。』と、お定は口を噤んで了つた。
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
『
眞
(
ほん
)
にせえ。』とお定も言つた。
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
眞
部首:⽬
10画
“眞”を含む語句
眞實
眞向
眞正面
眞個
眞中
眞直
眞心
眞青
眞箇
眞白
眞逆
眞盛
眞最中
眞面目
眞黒
眞赤
眞紅
眞珠
眞蒼
眞先
...