活動かつどう)” の例文
阿蘇あそ活動かつどうみぎほか一般いつぱん火山灰かざんばひばし、これが酸性さんせいびてゐるので、農作物のうさくぶつがいし、これをしよくする牛馬ぎゆうばをもいためることがある。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
活動かつどう弁士べんしがりであった、紙芝居かみしばいのおじさんは、説明せつめいがなかなか上手じょうずなので、子供こどもたちには、たいそうかれていました。
町はずれの空き地 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「うん、そうだ。なんでもそうだよ。ふるいものはむくりむくりとあたらしいものにまれかわって、はじめて活動かつどうするのだ。」
ごんごろ鐘 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
「あなた、今日は源太郎げんたろうが学校のお友達と活動かつどうへ行く約束をして来て、ねだって困りましたの」
親鳥子鳥 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
その晩、私と祖母とは小松屋の叔父につれられて町の活動かつどうを見に行った。
すなは一時いちじ活動かつどうしたのちは、暫時ざんじ休息きゆうそくして、あるひ硫氣孔りゆうきこう状態じようたいとなり、あるひ噴氣孔ふんきこうとなり、あるひはそのような噴氣ふんきまつたくなくなることがある。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
そして、電車でんしゃくたびにりるものは、活動かつどうかえりのものか、さかさけんできて、っぱらっているようなひとたちでありました。
夕焼けがうすれて (新字新仮名) / 小川未明(著)
霧島火山きりしまかざんはこのふたつの活火口かつかこう交互こうご活動かつどうするのが習慣しゆうかんのようにえるが、最近さいきんまでは御鉢おはち活動かつどうしてゐた。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
へやがあたたかなので、にはいらないが、ふゆもこうしてごくちいさなくもが、活動かつどうしているのをった。
ある少年の正月の日記 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そこからは、自分じぶんおとけないほどの、ゴウゴウなりとどろく、汽罐きかんのうなりおとや、車輪しゃりんのまわるおとや、いろいろの蒸気機関じょうききかん活動かつどうするひびきをききました。
ぴかぴかする夜 (新字新仮名) / 小川未明(著)
このさい一言いちげんして必要ひつようのあることは地震ぢしん副原因ふくげんいんといふことである。すなは地震ぢしんおこるだけの準備じゆんび出來できてゐるとき、それを活動かつどうてんぜしめる機會きかいあたへるところの誘因ゆういんである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
「ああ、あのおとこは、ばかなんだよ。けれど、おとなしい、なんにもわるいことをしないのだ。活動かつどうのエキストラになんかて、よろこんでいるというはなしだよ。」と、西田にしだ
写生に出かけた少年 (新字新仮名) / 小川未明(著)
三郎さぶろうさんは、活動かつどうもなければ、りっぱなみせもない、電車でんしゃもなければ、自動車じどうしゃとおらない、にぎやかなものは、なに一つもない、田舎いなか景色けしきにえがいて、そこにあそ子供こども姿すがた想像そうぞうした。
おかめどんぐり (新字新仮名) / 小川未明(著)
「おしずさん、活動かつどうにいった?」
愛は不思議なもの (新字新仮名) / 小川未明(著)