わたくしは帳場から火種を貰って来て、楽屋と高座の火鉢に炭火をおこして、出勤する芸人の一人一人楽屋入するのを待つのであった。
古藤は何かに腹を立てているらしい足どりでずかずかと縁側を伝って来たが、ふと立ち止まると大きな声で帳場のほうにどなった。
左側の一人の客の前へ立って会計をしていた給仕女が、帳場の方を見ながら云った。と、一人の給仕女がどこからともなく来て山西の前へ立った。
“帳場”の意味
《名詞》
商家などで帳簿をつけたり勘定などをする所。
(出典:Wiktionary)
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“帳場”の解説
帳場(ちょうば)とは、商店や旅館、料理店などで、勘定や帳付けや客が支払いを行う場所。
(出典:Wikipedia)
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