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劍
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けん
ふりがな文庫
“
劍
(
けん
)” の例文
新字:
剣
カピ長 やゝ、これは! おゝ、
我妻
(
わがつま
)
よ、あれ、
見
(
み
)
さしませ、
愛女
(
むすめ
)
の
體内
(
みうち
)
から
血
(
ち
)
が
流
(
なが
)
るゝ! えゝ、
此
(
この
)
劍
(
けん
)
は
住家
(
すみか
)
をば
間違
(
まちが
)
へをったわ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
今は
隱退
(
いんたい
)
してゐる小菅
劍
(
けん
)
之
助
(
すけ
)
老
(
ろう
)
八
段
(
だん
)
が
關根
(
せきね
)
金次郎名人に
向
(
むか
)
つて、
年
(
とし
)
をとると
落
(
らく
)
手があり
勝
(
か
)
ちになる。
落
(
らく
)
手があるやうでは名手とは言へぬ。
下手の横好き:―将棋いろいろ―
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
或
(
あるひ
)
は
曰
(
いは
)
く——
禮服
(
れいふく
)
や
一千兩
(
いつせんりやう
)
を
土用干
(
どようぼし
)
——
此
(
こ
)
の
大禮服
(
たいれいふく
)
は
東京
(
とうきやう
)
で
出來
(
でき
)
た。が、
帽
(
ばう
)
を
頂
(
いたゞ
)
き、
劍
(
けん
)
を
帶
(
お
)
び、
手套
(
てぶくろ
)
を
絞
(
しぼ
)
ると、
坐
(
すわ
)
るのが
變
(
へん
)
だ。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
私
(
わたくし
)
は
三々五々
(
さん/\ごゞ
)
群
(
むれ
)
をなして、
其處此處
(
そここゝ
)
に
立
(
た
)
つて
居
(
を
)
る、
顏色
(
いろ
)
の
際立
(
きはだ
)
つて
白
(
しろ
)
い
白耳義人
(
ベルギーじん
)
や、「コスメチツク」で
鼻髯
(
ひげ
)
を
劍
(
けん
)
のやうに
塗
(
ぬ
)
り
固
(
かた
)
めた
佛蘭西
(
フランス
)
の
若紳士
(
わかしんし
)
や
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
渠の目には、これまでに見せたこともない
劍
(
けん
)
があつたと、義雄は讀んだ。
泡鳴五部作:02 毒薬を飲む女
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
▼ もっと見る
イデーの峯の高きより、*黄金の
劍
(
けん
)
身に帶ぶる 255
イーリアス:03 イーリアス
(旧字旧仮名)
/
ホーマー
(著)
白妙の
劍
(
けん
)
が峰を被ふ
葬衣
(
はふりぎぬ
)
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
劍
(
けん
)
を
植
(
う
)
ゑたる
頂
(
いたゞき
)
に
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
ベンヺ いや、これは
和睦
(
わぼく
)
させうためにしたことぢゃ。
劍
(
けん
)
を
藏
(
をさ
)
めい、でなくば、
其
(
その
)
劍
(
けん
)
を
以
(
もっ
)
て
予
(
わし
)
と
共
(
とも
)
に、こいつらを
引分
(
ひきわ
)
けておくりゃれ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
沈光
(
ちんくわう
)
頂
(
いたゞき
)
よりひつくりかへりざまに
梯子
(
はしご
)
を
控
(
ひか
)
へたる
綱
(
つな
)
を
握
(
にぎ
)
り、
中空
(
なかぞら
)
より
一
(
ひと
)
たび
跳返
(
はねかへ
)
りて
劍
(
けん
)
を
揮
(
ふる
)
ふと
云
(
い
)
へり。それ
飛燕
(
ひえん
)
は
細身
(
さいしん
)
にしてよく
掌中
(
しやうちう
)
に
舞
(
ま
)
ふ、
絶代
(
ぜつだい
)
の
佳人
(
かじん
)
たり。
沈光
(
ちんくわう
)
は
男兒
(
だんじ
)
のために
氣
(
き
)
を
吐
(
は
)
くものか。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
最
(
もつと
)
も
自由
(
じゆう
)
に、
最
(
もつと
)
も
快活
(
くわいくわつ
)
に、
詩
(
し
)
を
吟
(
ぎん
)
ずるもある、
劍
(
けん
)
を
舞
(
ま
)
はすもある。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
ピータ
何
(
なん
)
ぢゃ、
劍
(
けん
)
を
藏
(
しま
)
うて
洒落
(
しゃれ
)
を
拔
(
ぬ
)
け? よし! すれば、
名劍
(
めいけん
)
を
藏
(
しま
)
うて
名洒落
(
めいじゃれ
)
で
打挫
(
うちひし
)
いでくれう。さ、
男
(
をとこ
)
らしう
試合
(
しあ
)
うて
見
(
み
)
い。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
“劍(
剣
)”の解説
剣(つるぎ、けん、劍)とは、長い諸刃の剣身を持つ手持ちの武器の1種である。現代の長剣は儀礼用としてのみ使われる。諸刃である点で刀と区別するが、文脈で広義に刀を含むこともある。なお、刃の両側に角度がつけてあり、左右両側から研ぐ刃物(断面がV字状)の刃物も両刃と言われるため、本項では刀身の両側に付けられた刃については「諸刃」と統一する。
(出典:Wikipedia)
劍
部首:⼑
15画
“劍”を含む語句
利劍
劍突
長劍
帶劍
眞劍
懷劍
手裏劍
劍士
撃劍
名劍
劍術
劍淵
細刃劍
石劍
短劍
眞劍勝負
西洋劍術
直劍
鈍劍
白劍
...